海と風とゴルフ

海と風とゴルフ

日本ではここまで一生懸命になれない金持ちのスポーツ「ゴルフ」を、クラブさえあれば10分後にコースに出られる環境にあるここニュージーランドで「お気楽ゴルフ」にとうとう本気モードでのめりこんでしまったKaziのブログです。

Amebaでブログを始めよう!

奇跡な話 第四夜(展開その1)

 

 

みなさん!!!! 

SDカードは無事に持ち主の手元に戻ったのです。

持ち主から連絡が来ました!皆さんとシェアしたいです。

 

 

-----------------------------------------------------------------

〇〇(ブログ主)さん、はじめまして。

私はニュージーランドでSDカードを失くしたXXXX(旧姓:XX)です。

 

SDカードと心温まるお手紙が18日に実家に届き、本日私の元に届きました!

本当に本当にありがとうございます!!!

中身を確認しましたが、私の物で間違いないです。

楽しい思い出や悲しい思い出が詰まったものなので、確認する時涙が出ました。。私を探し出して下さったことを心から感謝いたします。

 

4月1日に姉から、

「NZでSDカードを拾った方の親族の人から連絡があってね…」と話をされた時は、エイプリルフールという事もあり、

ホント!?

と驚きました。笑

まさか、まさか、このSDカードを拾って下さってたなんて夢にも思ってなかったからです。

 

私は10年前、大学のプロジェクトでNZのダニーデンに約1ヶ月ほど滞在しました。

その時に、ホストマザーに私の事、家族の事、通ってる大学の事を紹介する為に、写真を撮りためていました。

そのSDカードはカメラケースに入れていましたが、

カメラを取り出した時に、どこかで落としたみたいです。

 

通ったところをホストマザーと探しましたが、見つからず…

泣く泣く諦めて日本に帰ってきました。

10年前の事でNZで過ごしたことは夢のような日々と化しています。

覚えていない事も多く、実家に現像してある写真や当時NZで通っていた大学や街について分かる資料があるので今度振り返ってみたいと思います。

 

ひとまずお礼の挨拶をさせていただきました。

 

世界がコロナで遮断されている今、こうやって人と繋がれること、大好きなNZと繋がれることを嬉しく思います。

差し支えなければ、また連絡させてもらえたら嬉しいです。

 

-----------------------------------------------------------------

 

なんてことでしょう!!

本当によかった。

彼女の許可をいただけたら、新聞社に報告して

地元フリーペパーですが記事になります。

私の写真付きでw

と嬉しい報告を昨日に続きさせて頂きました。

 

 

 

奇跡な話 第三夜(最終回)

 

 

それを言葉に表すなら、はやり「勇気」というものだろうか、

カードリーダーを差し込んでノートパソコンを立ち上げて

確実な写真はないだろうかとファイルを開けていく。

 

一番上から開けてゆく、

高校生の文化祭

体育祭、

誕生日、

誕生日ケーキには○○なちゃんの名前が書いてある。

持ち主かな?

しかし、これといった決め手になる写真は見当たらない。

 

 

次々とファイルを開けていく、

もう私は先程まで必要だった「勇気」という言葉は失っていた。だってファイルを開けてプライベートを見てるのだから、

ただ   

         「何かをみつけないと」 

 

という誰かから追いかけられているような気持ちで

いっぱいだった。

 

あの写真が入っていたファイルの一つ前のファイルまで来た。

開けた。 

 

       「ん?!」

 

女性がワンちゃんと遊んでいたお家の壁、

門構え、庭、池、鯉、大きなお庭だ。

 

 

ああっ!」正面玄関の写真があった。

その右上になんと「表札」が!!

 

文字がはっきりと読めるぐらい近景で撮影されたもの。

とうとう見つけた!

 

お葬式の写真から、3人姉妹のお母様の葬儀だと知った。

3人姉妹、私達と同じだからか、すごく胸がざわついた。

 

私はすぐに姉に連絡した、

「名前がわかった、電話番号とか住所とかってわかるの?」

 

10分以内に姉はその名前から住所も電話番号も調べ出した。

ねーちゃんGJ!

「メッセンジャーで送るよ」とそれはすぐに届いた。

日本てまだまだプライベートやら、

個人情報に疎いのかと思ったが、

今回の出来事ではその鈍感さに感謝した。

 

姉に「電話してくれない?」と聞くと、

すこし不安げな感じがしたけれど、

「そのままあったまま話してみたら大丈夫だって!」

とお願いした。

 

私とビデオチャットが繋がったまま姉は電話をかけてくれた、

小さなスマホの画面を息を飲みながら見守った。

 

姉が最高に丁寧な言葉使いでやりとりしてくれている。

だって知らない人が突然電話してきて

「お葬式の写真の入ったSDカードを持っています」

と言われたら普通は身構えるし、

○○詐欺かもと疑ったりするご時世ですから。

 

耳をすまして話を聞いていると、

思ったよりもスムーズに話が進んでいる。

特に「耳の垂れたウサギ(たん)」で相手はぐっと心を開いてくれた様子。

 

「はいはい、そうです耳の垂れた、はい」

どうやら大ビンゴだ!! 

 

そこからは、どんどん話が進んで、実際その住所にSDカードを送ることで話はまとまった。

 

そうです、このSDカードはもうすぐ持ち主の元へ戻ります。 

 

電話に出た持ち主のお姉さんの話によると、

写真に写っていた高校生や大学生は妹さんで、

その彼女が大学の研修でニュージーランドのダニーデンに

暫く滞在した時にお姉さんは数日訪ねという。

その間にカメラを失くされたということだった。

(注:後日本人の話でこの辺りは思い違いだと判明する)

 

ふむ、私はカメラが盗まれたのでは?と疑った。そして、中身のSDカードがあればバレるので、売り飛ばす前にポイッと捨てた。それを私はどこかで拾ったのです。

 

   何が奇跡?    

 

それ。

この小さな街ダニーデンに何人日本人がいるでしょうか?

そして、こんな小さな四角いSDカードが落ちているのに

気がつくか?

いちいち拾うか?

 

日本人が失くして、日本人が拾う。

 

そして、10年近くの時を経て今持ち主の元へと、楽しい思い出も悲しい出来事も全部一緒に手元に戻る。

 

ツイッターの書き込みは、丁寧にお礼をしてから写真付きの元ツイートは削除しました。多くのツイ民さん達から、温かいリプが届きました。

 

そして、この日はダニーデンで肉眼でも色の付いたオーロラが見える夜だった。

私は全てを終えて、友人に教えてもらったオーロラ鑑賞の出来る採石場まで夜中12時に車を走らせて、オーロラを見た。

初めての色付きオーロラ。寒かったけど、目にも胸にも色んな色彩が染み込んだ夜だった。

 

 

実際当日に見えたオーロラ 撮影者はYukiさん。

 

この話、この街で起こった事なので私は地元の新聞社にコンタクトというか、一方的にこんなことがあったのだよとFBページのメッセージで送りつけた。

3時間後にサイモンというヒゲを蓄えたリポーターが家に来た。

 

彼は丁寧に私の話を聞いてくれた。

そして「スイート」「スイート」を連発し、

一生懸命にノートを取っていた。

最期に、写真撮影で我が家のベランダからの景色をバックに愛犬のセブンと共に収まった。

 

帰り間際に彼は、相手の方からのレスポンスや、

彼女側のストーリーが聞きたいと言う。

それは、私だって聞きたい。

なので、思い出が蘇る写真がつまったSDカードを送る封筒の中に、一枚の手紙を添えて送った。

 

 

続きが書けるとしたら光栄だと思うし。同じく、続きを読みたいと思う方がいるなら、暫くお待ち下さい。

 

 

最終回と言いつつ、実は続くのでした。。。

 

 

奇跡な話、第2夜。

 

 

日本人とわかったけれど、どこの人なのか解るはずもない。

たくさん写真はあれどこれといった決め手になる写真は

ざっと見ただけでは見当たらなかった。

 

というよりも先程見た病院での女性の最期

娘さんたちが囲む情景が目に焼き付いて、

他の写真はプライベートなわけで見る勇気がなかった。

(母親か祖母かはまじまじと見ていないので分からないが)

 

そこで思いついたのが、ツイッターに投稿してツイ民さん達に協力してもらおうというものだった。

 

私は先程開けたフォルダーから差し障りのないもの、

(他のは、気が悪くて開けられなかった)

しかし必ずその持ち主が「あ、これは私のだ!」

と解るものを選んだ、

 

  1. 耳の垂れたウサギたん
  2. お家正面(すごく遠景)
  3. 紙で作ったような建築デザイン模型
  4. 女性がパグ犬と家の前で遊んでいる、その横には車のナンバーが読める軽四車

#拡散希望 #緊急拡散おねがいします のハッシュタグと共に

 

もちろん、自分とつながっているインフルエンサーにもお願いした。

 

「これらの写真の持ち主を探しています。SDカードをニュージーランドで拾いました。大切な写真がいっぱい入っているので一刻も早くお返ししたい。ツイ民の皆さん、ご協力下さい!」

 

 

驚くことに、ポストは一気に拡散されて数時間で1000リツイートを超えた

もちろん、

「車のナンバー読めるから、あかんだろ」

「警察にとどけるのがスジ」

「探偵ナイトスクープに頼め」

とかいろいコメントがついた。

でも、皆さんは写真の内容から早く持ち主の手元に戻ることを願っているのだと気付いたから心強かった。

 

その後、暫くこのSDカードの事を考える事はできなくなった。

 

私のzoomミーティングが午後5時から始まり、

終わる頃には7時半を回り疲労と空腹に襲われたが、

キッチンに戻って再びそのSDカードを見た途端に、

すぐに我に返りツイッターをチェックしてみた。

 

すると、興味ある投稿を目にした

「その家の様子は東広島じゃないか?車も広島ナンバーだし」と。

さすがツイ民さん、家の瓦の様式で地方がわかる、

恐るしやツイ民探偵団

 

私は、すぐ日本に居るすぐ上のなんでも話せる姉に連絡をとり、車のナンバーから見つけられないか、

ツイッターのコメントにもあったように、

東広島警察?に連絡をして聞いてくれるように頼んでみた。

 

案の定

「事故事件でない限り、ナンバーから割り出すことはしない。拾得物は地元の警察に。」

姉がちゃんと説明したにも関わらず、

話を正しく理解できない担当者が電話にでるんだな、

これじゃストーカー相談とかきいてくれねぇな。と思った。

 

ツイッターにはこの話を書いて

「警察いけば」

と言ってた人が丁寧に

「そうだったか、勝手なこと言って悪かった」

などと、知らない人ともやりとりした。

 

姉が言い出した、

「他の写真見たら?きっと何かもっとヒントがあるかもやで」

しかし、私はまだあの写真のショックが払拭できず躊躇していた。

それに、プライベートだし。。。

 

 

しかし、私は悩んだあげくもう一度SDカードをリーダーに挿しノートパソコンに繋げ他のフォルダーも開けてみることにした。

 

 

 

続きは明日。