楽しいはずのゴルフで
辛い思いをする人達。
そのほとんどは
相当の過信が原因であることに疑う余地はない。
自分の評価は常に３割増し。
いや
人によっては２００％以上？（笑
過去の生徒たちを思い返すと
それに当てはまらない人を探すのに苦労するくらいだ。
そりゃ苦しいよね。
そりゃ言い訳探すよね。
スコアは
実力を正しく如実に
表にさらけ出すから。
その繰り返しが何年も続いたら
そりゃゴルフも楽しくなくなるわ。
毎回毎回
スコアに苦しみミスに傷つくような
そんな愚かなゴルフでは
成長を実感するチャンスすら逃がしてしまう。
取り組むべき課題すら見失ってしまう。
自分の実力以上のものを求めないこと。
常に”実力通りの結果”を出すために全力を注ぐこと。
時にはチャレンジし
それ以外はとことん守り
緩急とか
強弱とか
抑揚を楽しむようなゴルフをしたい。
私が思う
楽しいゴルフとは
そういうゴルフ。
ミスしたとか
スコアが悪かったとか
結果ばかりに楽しみを求めるような
遊び心もないゴルフだけはしたくない。
そんなゴルフはさせたくない。
スイングや道具が
実力や結果を決めるのではないのと同じで
自己評価が結果を決めるのではない。
結果を決めるのは常に実力。
実力が
今日の明日上がることなど絶対にない。
その実力の範囲内で
思いっきり楽しむことが
お金と時間が許す範囲内で
精一杯楽しむことが
アマチュアゴルフだ。
どんなに真剣だろうが
どんなに人生を注ごうが
アマチュアは所詮アマチュア。
ゴルフで生活を賭けるプロではない。
所詮は趣味の範囲。
どんなに情熱を注いでも所詮趣味。
楽しいはずの趣味が
自分を苦しめ、追い詰めるようなことになってはいけない。
ゴルフで苦しむのは
プロだけでいい。
ゴルフで生活をする
ゴルフだけで生きるプロだけでいい。
ゴルフより仕事。
ゴルフより家族。
ゴルフより恋人。
ゴルフより友人。
プロとは違う
そんな当たり前のことすら見失ったら
楽しいゴルフなんてできない。
ゴルフを楽しめるはずがない。
ゴルフは出汁でありスパイス。
ゴルフは副菜であり付け合せ。
ゴルフを
人生のメインディッシュにしてはいけない。
それはプロのやること。
プロにしかできないこと。
アマチュアのくせに
”プロと同じ土俵”に上がりたがるから
ゴルフが苦しくなるんだよ。
楽しくないゴルフは絶対に続かない。
挫折して
傷ついて
ゴルフから逃げて終わるだけ。
上達に情熱を注ぐことは当然。
好きなことやっているんだから。
だからといって
何もかもを
ゴルフに賭けることはアマチュアにはできないの。
ゴルフより大事なものが
他にあるから
ゴルフは価値がある。
その余裕が
そのゆとりこそが
ゴルフを楽しむための条件だ。
限りある時間を有効に使って
練習を必死で頑張り
コースへ出たら思いっきり楽しむこと。
その範囲で
その範疇で上達するからこそ
上手くなることに価値を見いだせる。
ゴルフがより楽しくなる。
望む結果が出せなくて
落ち込み泣くのはいい。
それくらい真剣だという証拠だから。
たかが趣味に
それくらいの気持ちを注げるのは
本当に幸せなこと。
とても贅沢なこと。
そんな贅沢な人生を送れる人はそうそう居ない。
世界中の多くの人達は
それどころじゃない。
アマチュアは
アマチュアらしく上達しよう。
アマチュアは
アマチュアらしくゴルフを楽しめるようになろう。
真剣にやることと
一生懸命やることと
楽しむことは必ずリンクしている。
遊ぼう。
コースでは全開で遊ぼう。
遊びなんだから。
アマチュアのゴルフは。
高いお金と貴重な時間を使っているのだから。
コースで楽しめない人達が
上手くなれるとは私は思えない。
ミスなんて笑って終わり。
何度も書いてきたが
次の一打に集中するための大事な大事なメンタル。
そのミスは
ゴルフが終わって
次回の練習で思い出してムカつけばいい（笑
その悔しさを課題として
次回のために頑張ればいい。
ポジティブとか
前向きとか
そんな面倒くさい屁理屈はどうでもいい。
コンビニに
買い物に行くようにコースに向かい
自分のミスは
笑ってくれよと言える
余裕のあるゴルファーは
心の広さやゆとりを感じる。
魅力的だし格好いいと思える。
アマチュアらしく
一打一打を真剣に。
練習は一生懸命頑張り
努力は惜しまず続け
コースではとことん遊ぶ。
遊びながら
最後の一打まで決して諦めず
実力を発揮させる努力をする
そんなゴルフをして欲しい。
ゆとりとか
勇気とか
集中とかって
そんなゴルフから生まれるものだと
私は信じている。