道具の知識と合わせて

ゴルフそのものの基礎知識を記録。








すべてのクラブには

バランスという概念がある。




数値としてC7とかD3とか



専用の計測器を使用して

ヘッドの重さを決めて作るのが通常。








軽いカーボンシャフトでも

ヘッド側のウェイトを重くすれば重く感じ



逆に重いスチールシャフトでも



ヘッド側を極端に軽くすれば

振った感触はあまり重く感じない。







同じヘッドの重量でも

シャフトの長さが変わるとバランスは大きく変わる。







14本長さの違うクラブ。




なので






シャフトが長くなればヘッド重量は軽くなり

シャフトが短くなればヘッドの重量は重くしてある






ということぐらいは知っておこう。











すべての物質には重心がある。



その重心の位置を移動させることで

バランスを取る位置は変わるもの。








無知な人でもその位置は簡単に測れる。











人差し指一本あればいい(笑











クラブを指に乗せて

クラブが落ちないようにしてごらん。




そのクラブの重心はそこ。




シーソーの支点と同じ。

左右の重さのバランスが取れる位置が








重心。








すべてのクラブはヘッド側が重いので



指の位置は当然ヘッド側にかなり偏るだろう。

でないとクラブは落ちてしまう。









バランスの意味



知っていたかな?










指先一本でクラブを平行に保つことで

左右のバランスが取れる。








だからバランス。








スイングウェイトとも言うし


スイングバランスとも言う。







言葉はどうでもいいが(笑











バランスを必死で揃えたがる神経質な

クラブかぶれのアマチュアも結構多いが






残念ながら

彼らは実際にその数値を感じられる程の





経験も能力も持ち合わせては居ない。










当然だ。



プロですら

クラブのバランスを正確に当てられる人は少ない。









1ポイント2ポイントばらついたぐらいで

スコアには1打の影響もないことを




まずは知っておこう。











ドライバーがD3で

アイアンがD0だからって





それが結果に影響することなどない。










それくらいアバウトでいいものだと認識しよう。















なぜなら




まさにバランス。




クラブを握る位置ひとつで

そのバランスは大きく変化してしまうからだ。









D5もあるドライバーだって

グリップを3cm余して握ったら



そのクラブはその瞬間にD0ぐらいになってしまう。






それだけじゃない。

グリップの圧ひとつでも大きく変わる。




左手の小指の付け根をスイングの支点にするゴルファーと

右手に力が入ってしまう初心者レベルのゴルファーとでは








それだけでバランスは大きく違う。







ボールが飛ばない原因は

そういう基礎的な部分も大きく影響すること




アベレージゴルファーが知ることは殆ど無い。










90、100のレベルで

クラブのバランスがああだこだと言っている人は




バランスの意味を知らない人。











クラブのバランスを揃える前に

やることだるだろ?(笑






ライ角と同じ。


何度も何度も書いてきた。








スイング中に



手首の角度が伸びてしまうレベルでは

クラブのライ角云々を言う資格は無いのだ。





クラブのライ角を揃える前に

やることあるだろ?








バランスも同じ。













クラブの重さは重量だけで決まるのではない。

バランスだけが影響を与えるのではない。





物理的数値と

人の感覚とマッチすることはそうそうない。




その日の体調や気温や湿度

気圧の変化などでもかなり違うのが






感覚。









同じクラブでも

重く感じたり軽かったり



誰でもそれくらいの経験はあるはずだ。








グリップの握り方

握る位置

左右の手の圧の差




力み








クラブを使う側が勝手に大きく変えてしまうのが






重さであり

バランスだ。

















クラブの数値に必死になるゴルファーにだけはなるな。








クラブフェチになるのは自由だが

それをスコアやショットの成否の原因にするようになったら




その分だけ努力をしなくなるのがアベレージゴルファーの常。











クラブには無頓着でいい。





ロフト角がどうだとか

ライ角がああだとか

バランスが揃ってないとか自分に合ってないとか







ミスや悪いスコアを

道具の数値やデータのせいにしたら










おしまい。












今ある道具で上手くなれ。


今ある環境で精一杯のことをやれ。










道具より


自分。








まずは自分。









努力を怠るための言い訳にするな。










下手なのは努力が足りないから。






上達しないのは

成長しないのは




努力が足りないから。













道具ありきのスポーツなど無い。











己を鍛錬し

筋力や柔軟性や技量が上がるにつれて




そこそこ

それに応じた道具を使えばいい。








道具を変えて

シャフトを替えて




技量が上がることなどない。











もし

それが可能なら




この世にアベレージゴルファーなどひとりも存在しない。





みんなプロになれるし

みんなシングルになれる。











握る位置がわずかにズレるだけで

バランスは変わる。



右手に力が入ってしまうだけで

バランスは簡単に変わる。









特にウェッジ類は

グリップエンドギリギリに握ることなど皆無。




バランスなど在って無いようなもんだ(笑











スコアを道具のせいにするな。







曲げるのはシャフトでもヘッドでもない。




ライ角やシャフトの重さ

硬さや調子

ヘッドの形状

フレックスやバランス









ミスをするのではない。











曲げるのは

ダフるのは

トップするのは

シャンクするのは

チャックリやぽっこんするのは










いつも





いつの時代も

技量も基礎もないゴルファー側。







バランスでもなければ

ライ角でもシャフトの種類でもない。











道具は絶対にミスなどしない。
















ミスをするのはいつも



いつもいつも









努力が足りない













































ゴルファー側。