ボールの位置。
大事だと教わる人が殆ど
いや
すべてのゴルファーがそう言われているはずだ。
しかし
その位置は
教える人によってまちまち。
大事なのに
まちまち（笑
そう
スイングと同じ。
何がいいとか
どれがダメとか
どれが正しいとか間違いとか
そういうたぐいのものではない。
それがボールの位置。
が故に
初心者や
アベレージゴルファーがかなり迷う部分でもある。
私の場合
絶対的ボールの位置などない。
なので
どこがいいとか悪いとかという概念は無い。
その日の感覚や
打ちたい球の質や高さによって
もちろん風やコースのレイアウトによって
その日の調子によっても
大きく変わる。
というより
「どの位置が正解」という概念を持ちたくない。
ジュニア時代は
７鉄センターで
番手が上がるごとに左足寄りに
下がるごとに右足寄りに
ということを教わった。
今でも無意識に
そんな指導を実践しているようにも思うが
あまり拘った意識は無い。
それよりも
それよりも
「ボールとの距離」を大事にしている。
右足寄りか左足寄りかは
ライや傾斜や風や
番手やピンの位置や高さによって
年がら年中変わるが（笑
ボールとの距離は
どんな状況でもどんな調子でも変えたくない。
このブログの載せた
数ある動画の中で
今日の時点で再生回数が２番目に多い
動画を改めてＵＰしておく。
セットアップは
基礎の基礎。
ものすごく大事にしている。
このルーティンはどのクラブも変えたくない。
その理由はひとつだけ。
シャフトの長さがすべて違う１４本のクラブであっても
ボールとの距離が変わらないようにしたいから。
ボールの位置なんて
コースでは毎回変わることが圧倒的に多い。
同じクラブであっても。
ドライバー以外は
同じ位置にセットすることは無いに等しいとも言える。
それは
私の大事なスコアメイクの源。
逆に
ボールとの距離は
極端なライでもない限り
変えない。
変えたくない。
このルーティンは
シャフトの長さが違うクラブを
毎回握り変えなければならないゴルフだからこそ。
ゴルフの難しい部分であり
ゴルフの面白い部分でもあると私は思っている。
位置なんか人それぞれ。
答えは常に結果が出すもの。
誰かの理論や考えが出すものではない。
ボールとの距離も同じ。
身長や体格差によって
または教わったスイング
教わったポスチャーによって
個人差がある。
自分だけのボールとの距離を常に安定させたい。
ボールとの距離の安定は
ショットの成否の
半分を占めるとすら思っている。
それくらい不安定になりがち。
ボールの位置はもちろん大事だけど
それはあくまでも
自分のスイングを基準に決めるのではなく
誰かの考え方を基準に決めるのでもなく
ライや状況によって臨機応変さが必要だというだけのこと。
ボールとの距離は
それとは違う。
一定でありたい。
だから私は
ボールの位置より
ボールとの距離を大事にするよう指導する。
この動画がなぜ再生回数が多いのか？
そういう現実から
私の意図が伝わってるんだと少し嬉しかった。
位置は臨機応変。
距離は一定。
私だけのゴルフ。
私だけの準備。
あなたとは違って当たり前。
良し悪しではない。
疎かにしている人がもしいるなら
一度本気で見直してみてはどうだろう？
スイングを作るとは
基礎を作ること。
スイングは
グリップ
ポスチャー
アライメントの３つが一定になって初めて
再現性を伴う。
毎回握り方が変わってしまう人は多い。
毎回姿勢がばらばらな人も多い。
真っ直ぐにすら立てない人は更に多い。
ボールとの距離は
ポスチャー（姿勢）を決める。
ボールの位置は
三大基礎には何の影響も無い。
ボールの位置は
自分であれこれ試しながら
自分にとってベストの位置を探ればいい。
それだけでいい。
ダウンヒルなら
アップヒルなら
つま先上がりの場合は
つま先下がりの場合は
ラフは
アゲンストは
フォローは
雨でぬかるんだ時は
カチカチに凍結している時は
どこに置けばいいか
自分で探せばいい。
ボールとの距離は違う。
スイングの安定を司る
大事な大事なファクターのひとつであること
再生回数の多いこの動画を元に
記録しておく。