ゴルフの

ゴの字も知らない人に球を打たせると




100%

肘を引く。






バックスイングでは右ひじを引き

フォロースルーでは左ひじを引く。





それが

人の体にとって負担が少ない動きだから。


理由はそれだけ。

ナチュラルなスイングだ。








つまり



上達するためには

そこは徹底して矯正しなければならない。








スイングの基礎と呼べる

ひじの使い方は


ちゃんと初心者のときから指導を受けないと

後々苦しむことになる確率が高い。






それがダメということではない。



上達できないアベレージゴルファーの多くは

そういうスイングをする人が圧倒的に多いという現実があるだけのこと。





自己流を極めれば

そんなひじの使い方でも上手い人は居る。



コースでスコアを作る努力をする人も居る。

お金と時間が潤沢な人達はそれでいい。






しかし


普通の一般人にとって

時間とお金は限られることが殆ど。




指導者として

お金も時間もある人達を基準に指導することはしない。




たいした運動経験もなく

たいした努力もする気がない






時間やお金だけでなく

フィジカルもメンタルも圧倒的に劣る平均的なレジャーゴルファーを





いかに努力させるかが





指導者の仕事であり責任だと私は自負している。











レッスンを受ければ

お金を使えば上手くなれるんだと









ナメた奴らを








いちから意識改革させることが指導者の一番の仕事。










努力は指導を受けてから始まる。





その指導を真摯に受け取る心構えができているか

私はすぐに見抜く目を持っている。







課題を与え

その課題をどの程度の期間でクリアするか






それだけで

生徒のやる気はすぐに伝わる。







顔や言葉はいつも優しい。



厳しくしたらすぐに反発し

あのコーチには教わりたくないと思われるから。







コーチは慈善事業じゃない。


お金を貰わなければ収入が得られないから

すぐに辞められたら困る(笑




しかし

腹の中は違う。






「こいつ教えたこと全然覚えようとしていねーし」


「教えたことと違うことやりたがっている」






いつまでも上手くならない

こんなゴルファーは




実に「美味しい生徒」だが(笑








素直に教わったことを必死でやるジュニアゴルファーと


自分勝手な大人の生徒と






一番違う部分であり






その違う部分こそが

上達のスピードやレベルの差となることは言うまでもない。






教えたことをやらない

教わったことを素直に聞かない

学んだことを習得する努力をしない







すぐわかる。








すぐ。










素直な人は全然違う。




課題に対する集中力も

受けたアドバイスに対する姿勢も。









勉強も仕事もみんな同じ。



塾に通えば志望校に合格するわけじゃない。

優秀な学校に入れば優秀な社会人となるわけじゃない。






教わってから

どれだけ努力するか



学んだことを

どれだけ習得しようとするか



塾以外でどれだけ勉強するか

職場以外でどれだけの努力をするか








スポーツに限らず

能力の優劣は必ずそこで差が付く。










教わったことすらやろうとしない人が




独学で何ができる?

自己流でどれだけ努力する?






私は常に

そういう目で見ているし


そして必ず

それはそのまま実力差に表れる。





あなたに足りないものを

あなたに必要なものを本気で必死に伝えている。



それすら蔑ろにするような人が

何を大事にできるというのだ?








上手くなれる人と


一生アベレージのままの人との差は






それだけ。








自力で上手くなれる人は

どんな世界でもちゃんと結果を残せる人。



誰から教わらなくとも

誰から学ばなくともちゃんと上手くなれる。





そういう人は仕事も人間関係もしっかりできる。






ゴルフは

そんな人となりが丸出しとなるスポーツだからこそ



接待に利用されたり

有能な人達が好むと言われている。








たかがひじの動き。





そんなひとつひとつの集合体が


スイングだ。






そのひとつすら

克服できないようじゃ




その先にある技術や

スコアを決めるメンタルやマネジメントなど








とてもとても(笑











私はいつも



そういう目で見ている。










教わる側に




教わる意識がちゃんと備わっているか

教わったことを習得するために努力できる人かどうか




を。








教える側にとって大事なのは



そんな課題のひとつひとつを通じて

その人のやる気や努力の量を見極めること。







人は人では変わらない。



自分で変えようと頑張っても

なかなか変えられないのだから。






それはスイングにも言えること。



どんなに教えても変わらない。

自分で本気で変えようとしない限り。







大事なのは中身ではないのだ。





課題を与えて

それをクリアするためにどれだけ頑張るか



見ているのはいつもそこ。








常にそこ。









レッスンを受けている人は



覚えておくといい。








上達する資質は


体つきでもなければ過去の経験でもない。









資質は

どの世界もメンタルが決める。







素直であること。

本気であること。

頑張ること。









その3つがあれば



必ず上達できる。









高い目標を持ち


それを達成するために必死で頑張る。





そのためには



知らないことは学び

判らないことは聞き



それを素直に受け取ること。











テニスの世界は語れるほど知らないが

錦織の活躍は本当に嬉しかった。





マイケル・チャンという名前もよく知っている。

現役時代に活躍したことぐらいは。




彼のコーチであることは知らなかったが


メンタルトレーナーとしても

彼を支えているとの報道が。








そういう支えがあってこそ資質は開花する。



いいコーチなんだろうなぁと

時々映るコーチの表情からも伺える。










きっとテニスも同じなんだろうけど

ゴルフはひとりでは絶対に上手くなれない。






ちゃんと教わろう。

素直に言うことを聞ける人から。












私はあなたのスイングを見ているのではない。




スイングを通じて

あなたのやる気を見ているのだ。









結果を出させるために


一番必要なことだから。



















バックスイングでは右ひじを

フォロースルーでは左ひじを




地面に向けること。







短い距離から

時間をかけてコツコツと続けよう。




関節技のごとく

人の関節には厳しい動作。







その不都合な動きこそが再現性であり





同じスイングをいつでもどこでもできるようになるための





精度の源となること










私だけのスイング作りの基本を


私を信頼してくれている方々のため


















だけに

























































記録。