ゴルフの練習にも





基礎がある。












上手くなれない理由はふたつしかない。





努力が圧倒的に足りないか

努力の内容が大きく間違っているか





どちらか。









他に理由はないし



他に理由を求めてはならない。









スコアが悪いのは

いつまでも成長できないのは





道具のせいでもなければ

コースの形状や距離のせいでもなく



もちろん同伴者のせいでも

風が吹いたせいでも雨のせいでもない。











他に理由をこじつけてはならない。











技量やその日の調子によって

多少の誤差はあるが







概ね



ゴルファーの打数の

65%は100y以内。




100y以上の打数は

35%程度。









「練習の基礎」とは




この現実を元に

努力を注ぐ度合いを合わせること。








当たり前田の敦子ちゃんだ。







どこに努力を向けるか

何に時間を使うか




一番大事なところ。










こういった「努力の質」は






ちゃんとスコアに



そのまま実力に反映される。












35%のために努力の8割以上を注ぎ


65%もの影響力がある部分には2割も使おうとしない。










今まで指導してきたアベレージ以下の人達は

残念ながらこんな感じだった。






指導者がまず最初に


指導しなければならないのは






グリップでも


ポスチャーでも


アライメントでもない。








まずは



努力の質から。











ドライバーの課題を与えると

アベレージは喜んで必死に練習をしてくれるが




パッティングやアプローチの課題を

同じ温度で頑張れるアベレージは殆ど居なかった。










上級者達との決定的な差。



意識の差。









質の差。













優秀なコーチとは

美しいスイングを作るコーチではない。




やりたがらない練習を

やらせることができる人が





優秀なコーチ。









バンカー

20y以内

パッティング




この3つに

努力の半分以上を生徒に注がせることができる人こそ



「優秀な指導者」だと私は確信している。








意識改革をしてもらうこと

怠け癖を厳しく指摘すること





コーチの「最も重要な仕事」だ。












練習場には一生懸命通うが



アプローチの練習なんて申し訳程度。

ストレッチ程度。





まるでお決まりのルーティン程度。







練習場を見渡してみても

せいぜい最初の20球ぐらいだ。






ところが



おかわりカゴは

2カゴも3カゴも打つ。




バカスカバカスカと

ドライバーやフェアウェイウッドや

アイアンのフルショットで飛距離を出して満足げ。





5発に1球出る

ナイスショットを惚れ惚れしながら見送っている。



コースでそれが出ると思っちゃうんだろうな(笑








5回打って1発しか出ないのに(笑


コースじゃ同じところからは2度と打てないのに(笑









夏の夜に

ダラダラと汗をかいて



いい汗かいたと

ビールが旨いと満足している。







35%のために必死。












いい球が打てないと

おかわり攻撃(笑




止まらない。

止められない。




おかわりカゴが(笑













万年アベレージの



努力の質は








いつの時代もその差はない。










むかーしから同じ。











65%の方に

その情熱を傾けることができれば




アベレージゴルファーなんて2,3年で卒業できるのに。










飛ぶのが気持ちいいんだろうなぁ。


ナイスショットを打ちたくて練習場に通っているんだろうなぁ。









でもそれじゃ


これからもずーっとアベレージのままだよなぁ。。。













もったいないし



残念だ。








練習場でいい球を打つための努力をしたいなら

それが正しいが




コースでいいスコアを出すための練習ではない。











質は



量と同じくらい大事。











努力の質は




努力の量と等しく


上達に大きな影響力があること










































記録。