他人のスイングを

分析したがるアマチュアは山ほど居るが








スイング理論に長けたゴルファーにだけは


なりたくない。








知らなければいけないのは


スイング理論でも理想の形でもない。












最も知るべきは













自分。












まずは自分。


自分を知ること。









自分の癖や

自分の良いところ悪いところを




熟知できている人が上級者。









スコアに大きな影響を与えるのは

アプローチとパット。



どちらも形ではない。



スイング理論とは

最も離れた位置にある一打。











スイングや道具を熟知したところで

スコアへの影響はたかが知れている。








プレー中の自分のゴルフを

プレー中のメンタルや意識の置き場所を




もうひとりの自分が

ちゃんと客観視していたい。









形を作るのではなく




流れやリズム

イメージや振り抜きを大切にしたい。






課題は課題として修正、矯正すべきだけど



そこはスコアを決めるファクターではない。








いい球が打てれば

いいスコアになるという



根拠なき幻想を抱くことがないように






脱力

ボディーターン

ビハインド・ザ・ボール

振り抜き

リズム

イメージ




形とは関係のない部分を

いつも重視したい。











脱力の目安は

左肩の入り具合から計れる。







手打ち

力み

打ち急ぎ









ゴルファーのミスの8割を占める。







まずはそこから。








どれも形ではない。


理論でもない。











左肩がどこまで回るかは個人差がある。



体型

年齢

性別

体調




どこが理想なんて位置はない。






私には私の目安がある。



自分を知るとはそういうこと。








他人の理論は自分に通用しない。


参考程度でいい。









スリークォーターの位置で

左肩がほぼ入り切るように。





手やヘッドが

トップに収まる瞬間に



切り替えしが始まるように振れた時が






私のベストタイミング。







トップでヘッドがぐにゃんと垂れないように。


トップで挙動が不安定にならないように。







トップで

ヘッドをそっと置くように




そんな間合いのスイングをしたい。














この手の位置で

肩がここまで入っていればOK。


ほぼトップでの位置。






コースでこれが再現できれば合格。







脱力ができている。

手で上げていない。



その目安の位置。








「右でさばく」スイングができている。









どの位置が理想だとか

どの位置はダメだとか




他人を論じるのではなく

いつも自分を知る努力をしたい。









他者と比較するのではなく




自分のいい時と

悪い時を比較するゴルファーでありたい。









ゴルフに一般論は必要ない。









自分のスコアに影響することはないから。




自分を熟知している人こそ

コース上で修正が利く人こそ




上級者だという認識が私にはある。









誰も真似のできない独特な形やリズムを

いつも再現できるゴルファーが




上手い人だと私は思っている。








世間の常識なんて



その殆どが

固定概念や自己主張。





それまで

常識と呼ばれていたものの多くは




数年後

数十年後にあっさり覆されるもの。









ゴルフに限ったことじゃない。












一般論をどれだけ熟知したところで

一般的レベルにしかならないということ。




流行りものを追わず


奇をてらわず





昔から変わらないものをいつも大切にしたい。










マナーに対する考え方も

プレー中のメンタルも

コース戦略も

クラブ選択も




すべて。










人がどんなスイングかが大事なのではない。

人がどんなゴルフをしているかが大事なのでもない。





自分がどんなゴルファーになりたいか

自分はどんなプレーがしたいか




いつもそこを目標として大切にしていきたい。









メンタルだメンタルだと騒いでいるのは



私だけのゴルフ。









スイングがスコアを崩すことはあまりない。



多くても

せいぜい5,6打がいいところ。











昨日今日


クラブを握った初心者じゃないんだから。








5年も10年もやっていれば

みんなそれなりの技量を持っている。








スコアを乱すのは


スコアを崩すのはいつも







力み

打ち急ぎ



技量に見合わない戦略

プレッシャー





そんなものばかり。








オンプレーンに振れているかとか


トップの位置がどこにあるとか


フィニッシュがどうだとか





そこじゃない。













5月に開催された


ステップアップツアー

エディオンレディース初日。



誰かがどこかのホールで

+6という大叩きをしていた。






解説の岡本綾子プロが

自分の過去を思い出していた。






彼女がプロになってからの

ワーストスコアは



ひとホールで13打だそうだ。






何かのプロアマでやらかしたそうだ(笑








あの


岡本プロですら

多くの弟子を抱える世界のトッププロですら






ひとホールで13打叩く。






技術だけがスコアを決めるなら

そんなことは100%ありえない。







ミスに焦り

ミスに戸惑い



自分を見失う。




毎日毎日一生懸命努力を続けている

ゴルフにすべてを注いでいる




トッププロですら。








ミスは誰にでもある。


ミスはいつでも起こる。








私ごときが


2,3発のミスで自分を見失っていたら

それこそ笑いものだ。





どんだけ自分が上手いと思ってんの?






と。










OBなんて笑って終わり。


シャンクなんて笑って終わり。





下手だなぁ・・・


で終わり(笑









次の一打で修正すればいいだけのこと。



そのために必要なんだ。

自分を知るということが。






自分さえ知っていれば

自分さえコントロールできれば



いつでもどこでも

そのミスをリカバリーできるチャンスはある。






一発のアプローチ

一発のパットで



いつでもリカバリーできるのが

ゴルフのいい所だと思うから。











自分を知っていれば



それができる。







一般論や理想的なスイングが結果を決めるのではない。






どこまで


どこまで自分を理解できているか。













左肩をしっかり入れること。



私にとって

脱力が維持できている証。






他人とその位置を比較するのではなく

自分の良いときと悪いときを比べたい。







一般論はいらない。







私は私のゴルフを































続けていくだけ。