雨で湿ったバンカー。








ぬかるみと同様

砂が重くなる分難しい。






頭が左に流れ

右手を返してしまい



ボールはわずかに右へ飛び出し

グリーン右のバンカーにギリギリ入ってしまった。









「右手を開いてインパクト」

昨日は徹底していたつもりだったが・・・・







未熟過ぎる。




いいショットも打ててはいたが

ピンよりやや左に飛んでいたので






それを嫌がったのかも知れない。







入れてはいけない

ニアサイドのダウンヒル。





ピンの奥はすぐOB。







グリーンは馬の背で

頂点にカップが切ってある。





雨の日の定番の位置だ。









距離はボールからピンまで15y程度。


非常に難しいケース。









アゴがまったくないので


私は躊躇せず
















パターをチョイス。















「パターですか?????」


同じバンカーに入れた同伴者が驚いた。





ワンパットまで寄せられるジャッジではない。



バンカーからグリーンまで下ってはいるが

それでもラフだから距離感は掴みにくい。









しかし


グリーンに乗せるだけなら決して難しくない。




乗せるだけなら子供でも寄せられる。


ワンピン程度なら練習なしでもなんとかなる。






その確率は


SWよりずっと高い。






サラサラの砂では選べない判断。

雨ならではのジャッジ。








ゆっくり大きく大きく。


テキサスウェッジの「基本」だけを意識して。





なんたって

トップしたりザックリする心配がない。




奥のOBも絶対に行かない(笑






そんなプレッシャーを排除できるだけでも

成功率は非常に高くなる。








余計なことは一切考えず

とっとと打っちゃうこと。





難しい状況の基本。









スライスラインが想像より強く右に流れてしまったが

それも上りのストレートに残すための条件。





想定通りワンピン残ったが

状況を考えたらパターで正解。






練習ができない状況だから


80点だ。








同じバンカーに入った同伴者も


「俺もやってみよう」とパターで(笑









パンチが入って私よりはオーバーしてしまったが


確実にグリーンに乗せた。







「これでいいんですよね」と笑っていた。
















そう


それでいいと思います。










上りのストレート。



マネジメント通りに打てた結果の後は不思議と入る。









ナイスパーだったと思う。





同伴者も2パットのボギー。


ナイスボギーだ。







「上手い人って考え方が違うんですね」







上手くはないが(笑


下手だからこそだが(笑













結果を決めるのはいつも



状況判断(マネジメント)と

その判断に見合うクラブ選び(ジャッジメント)。






どう打つとか

どんな打ち方がいいとか








それはあくまでも




あくまでも正しい選択があってこそ。








どんなにいい打ち方でも


どんなに美しいスイングでも








その前の準備を間違ったら絶対に結果は伴わない。











練習場では絶対に学べない


「マネジメント」と「ジャッジメント」。






ゴルフは


コースでしか上達できないという理由のひとつ。










「バンカーからパターなんて


なんかプロみたいですね(笑)」











そういう感覚が私は好きです(笑









「バンカーからパターなんて


なんかバンカーが下手な人みたいですね」と思う人は






間違いなく下手だ。









私はバンカーに自信を持っている。





上手い下手ではなく

自信がある。









練習をしているから。












だからこそ


こういう判断も躊躇せずできると思っている。











バンカー=SW



という考えは私にはない。








できもしないことは

できるだけやりたくない。










それしか道がないときだけでいい。












ガードバンカーだって


PWや9鉄から打った方がずっと優しい場合も多々ある。






UTや


今回のようにパターで打った方がずっと優しい場合も。














そういうゴルフが楽しい。




そういう判断が決まったときが。

そういう判断で結果を出せたときが。










できないことは


できそうもないことはやらない。





できることを


できそうなことを優先。










シンプルなゴルフって


フラットなゴルフって


ゴルフを簡単にするって







そういうことだと思う。











ミスはミスとして受け入れ糧にすればいい。



引きずったって結果が変わるわけじゃない。








次の一打のために



いつも頭を使いたい。
























































いつも。