人生は


選択の繰り返し













なんて言葉がある。













その選択に

正しいとか間違いはない。










あるとすれば

のちにその選択を




後悔するかしないか









だ。















ゴルフも


選択の繰り返し。









どんな情報を取り入れるか


誰から指導を受けるか


どれだけ練習場へ通うか


どのコースに行くか


誰とプレーするか


どんな課題に取り組むか






友の会への入会


会員権の購入







プレー中のマネジメントやジャッジメント







常に選択の繰り返し。













そんな

選択に悩むときはいつも






「正しい答え」を求めているような気がする。






正しい答えさえ出せば

上手くなれると思えば思うほど





その選択肢はどんどん狭くなり


期待よりも不安の方が大きくなり





二の足を踏み躊躇う。










私はいつも同じことを書いてきた。






例えばレッスン。






「誰に教わるか」が大事なのではない。



「何を教わり」

「それをどうやって自分に身につけるか」




だということを考えろと。









誰から教わったかが

技量の差になることなんてない。





教わってからどれだけ頑張るかが技量の差になる。








先日頂いたコメントに


シャンクは

「アウトサイドインが原因」というのが普通かのような内容。








そう指導する人も居るのかも知れないが



私は違う。








どっちが正しいとか間違いの問題でもない。









それを

正しい間違いで判断しようとすると





「どっちが正しいの?」という”悩み”となる。









そしてそれが


教える人に対する「不満」に変わる人達。









ゴルフ雑誌のアドバイスがいい例で





「真逆のことが書いてあるんですけど???」


「雑誌なんて信じられない」





なんて嘆く万年アベレージがどれだけ居ることか?













アホか。





どれも正しいんだよ。


真逆でもどっちも正しいの。






少なくともそれを指南、指導する側は

あなたより遥かに高い次元の実力を備えたゴルファー達だ。







迷うのは雑誌のせいじゃない。


その内容のせいでもない。












選択ができないあなたに大きな大きな問題があるの。







答えを欲しがり


その答えが出せたら上手くなれると








とんでもない勘違いをしているあなたに責任があるの。












人生も同じだと思う。





どんな選択をしたかで何かが決まるんじゃない。


その選択を後悔しないためにどれだけ努力したかで決まる。









もしその選択を間違ったと


思う瞬間があったら





間違った自分をちゃんと認めて


修正、変更することができるかどうかで決まる。












答えなんてない。



どれが正しいかが基準ではない。








どれも正しい。



どれも正しいんだ。








それを信じて貫くことができるかどうかで


その選択があなたに対する正しい答えかどうかが決まる。















「ダウンブローにチャレンジしたいです!!!」






かっこよかったなぁ。。。


赤クマさんがそう言ってくれたとき。










「自分が取り組む課題に自信が持てない」







赤クマさんに対する

ブログから伝わる私の印象。








修羅がこう書いてあるから


修羅がこう言っていたから









それは根拠とはなりえない。






私は赤クマさんを知らなかったし

彼のコーチでも指導者でもないのだから。







スイングも見たことがない赤クマさんに

赤クマ用のアドバイスなんて私ができるわけがない。









修羅のブログも所詮


「ゴルフ雑誌のワンポイント」と同じ扱いだった。








私の正直な感想。











恐らく



読者の7割8割は









「赤クマ側」だろう(笑












でも今は違う。



悩みのいくつかは

”直接”アドバイスさせて頂いたことで解消できたと思うし




アライメントやアプローチの基本といった

課題とすべきことも自覚できたと思う。






ご本人はそこをかなり重視していたようだけど







私は違う。





もちろん基礎だから大事にしてもらいたいが


そこは「修羅の道」の中では所詮







初歩の初歩。





これができないようじゃお話にならない


というレベルのことを







「修羅さんのおかげで」なんて思われても困る(笑









特にアライメントは

このブログで腐るほど何度も繰り返し伝えてきた。





できた気になるなと。




大丈夫だと思っても

それでもできていないんだと。









こんなところで躓いているようじゃ


スイング作りすらできないんだと。











アライメントが真っ直ぐ取れたからといって



せいぜい2,3打だ。

縮まるのは。





いつも右を向くわけじゃない。




右を向きやすい状況というものが人間にはあって

その状況も過去にちゃんと伝えてきたはず。






真っ直ぐ立てたぐらいじゃ

「鉛筆を正しく削れるようになった」程度のお話。



難しい漢字や英文を書けるわけじゃない。












私が何より嬉しかったのは


ダウンブローに本気で取り組みたいと聞いたとき。









ダウンブローが

赤クマさんにとって正しい道かどうかなんて




私にはわかりません。








少なくとも


膨大な時間と継続力が絶対に欠かせない大きな課題なので

途中で挫折することも十分可能性があります。




だからこそ

それに挑戦する価値が私はあると思っていて




たとえ途中で諦めるときが来たとしても

その経験は必ずゴルフに役立つと確信しています。









すごく嬉しかったんです。


「本気で」挑戦してくれることが。






今までは私のブログからいくつか拾い上げて




どれが正しい間違いということを基準に

課題をあれこれ拾ったり捨てたりと







それしか伝わらないブログでしたが







そんな曖昧な選択が奏功するとも思えませんでしたし


習得できるとも思えませんでした。









初めて



「赤クマさんの役に立てそう」と思えました。














それこそ平さんと比べると


環境の差は歴然ですが(笑










私が今回赤クマさんにお会いしたいと思った理由はひとつだけ。



「努力をする人」だという確信だけは揺るがなかったからです。








本気なんだと


すげー本気なんだということだけは





ブログからも

練習量からも伝わってきましたし





お会いして

更にその部分を強く感じられました。











鍛錬会でお見せした



「ダウンブロートレーニング」は

私の持論でも主張でもありません。





私がそう教わり学び

自分に取り入れて確信を持っているものであり





私のものではありません。










どんなプロのアドバイスであろうと


どんな著名なコーチの指導であろうと






それらはすべて


「完全オリジナル」ではないのです。








必ず彼らは誰かに指導を受けています。






先人達の苦労や努力が詰まったものを

努力に努力を積み重ねたものを




自分達に取り入れただけのものが「殆ど」です。








まるで自分のもののように指導するコーチやプロも多いですが





そこを勘違いすると

「技術の継承」はできないと私は思っています。





私が自信を持ってアドバイスできることは

すべてそういう部分であるということを





改めてお伝えしておきます。









もう一度

記録しておきますので




本気なら

何年かけてでも習得して下さい。







ご自身で選択されたこと。



私がそうしなさいと言ったことではありませんので

ご自身で責任を持って頑張って下さい。







ダウンブロートレーニング









体の中心より右側にボールを置けば

誰だって入射角は鋭角に入れられます。






それは「ダウンブロー」とは呼びません。






中心より左側にある



「アッパーブロー」になりやすい位置にセットして

「上から入れる」努力をすることで



ようやく「入射角の意識」が変わる。







「左足左」


「左足前」







修羅だけが提唱してきたことですが



それは「継承」です。







クローズドスタンスで

左足寄りにセットして





真上から叩き込む。






古くから伝わっている

ダウンブロートレーニングです。







これで真っ直ぐ

しっかり高さも出せるようになれば



スイングの質は大きく変わります。








平さんはダウンブロー向きな質のスイングですが


赤クマさんは恐らく時間を要するでしょう。








お伝えした通りです。










だからこそ価値があると思いました。


挑戦されることに。








教わるのではなく


続けることであれこれ気付いて下さい。









「努力する人」にしか継承できない部分ですので。




なぜなら

大変な努力が不可欠な「ゴルフの基礎」だからです。








たったひとつの課題ですら

半年も1年も続かない




万年アベレージには絶対に習得できないものです。











アイアンのロフトや溝はすべて


「ダウンブロー」を基準に作られています。






ロフト通りの打ち出し角でプレーしていては


ゴルフは絶対に上達できません。










ダウンブローを学ぶと



スピンコントロールという

「スコアの基礎」を体感できるようになります。




20yのアプローチから

ずっと続けている50yから








「地道に時間を掛けて




欲を捨てて

焦らずじっくりと




継続して」








取り組んで下さい。







私が強くお伝えしたいことは

ダウンブロートレーニングで上手くなれるということではありません。



そのドリルが大事なのでもなければ

それが正しいか間違いかが大事なのでもありません。







上の「」の中を強くお伝えしたいのです。


このブログは。










修羅の道ブログをもう一度

そういう視点で読んで頂けたら嬉しいです。










答えを探す努力ではなく


あれこれ考えるばかりでなく










やってから答えを出す努力を。







そして

ひとつのことを徹底して続ける努力を。



やらずして答えは出ません。

やらずして間違いには気付けません。














上手い人達がやってきたことです。


それをやった人達がシングルプレーヤーです。












ドライバーでもいい。


アイアンでもいい。


アプローチでもパットでもいい。









何かひとつでいいから


「これだけは譲らない」というものを。






あれもこれも上手くなりたいなんて

思うこと自体無理です。






プロだって得手不得手が必ずあります。


口には出しませんが(笑








アイアンの切れを決めるダウンブローは





「アイアンマスター」への道であり

「アプローチマスター」に繋がると思っています。





「修羅からそう言われたから」ではなく





自分に必要な理由をはっきりさせて

ダウンブローを習得する目的を明確にして





取り組んで頂けたら幸いです。










そのご自身の「選択」を


信じて。






アライメントと同時に取り組める課題でもありますので。

















戴いた鳩サブレーの






















































「お返し」ということで(笑