ゴルフは理論で上手くなれることはない。











これは結論。


未来永劫変わることのないもの。











考え方だけでゴルフの実力が決まるのであれば

この世に万年アベレージなど存在しないはずだ。






ブログを読んで回るといい。




記事を読むとまるでプロ並みのスイング分析や

シングルレベルのスコアを出せるかのような文章を書いている









100叩きが溢れている。










考え方や


知識だけはシングルプレーヤーと同等。









野球やサッカーでそんな奴がいたら

チームのメンバーに厳しく非難されて




即仲間はずれになるだろうし

レギュラーを獲得することは絶対にない。








雑誌を読んだだけで

できる気になっている人。




他人のブログを読んだだけで

目からうろこを落として一皮剥けた気になっている人。




誰かの理論に傾倒することで

自分は成長できると確信を持ってしまう人。











知ることを


学ぶことをゴールにする人。










そうじゃないのにね。







そこはスタートで


そこからが大変な苦労を要するのに。














私は何も理論を否定しているのではない。

理論”で”上手くなれないと言ってきただけ。




私は何も道具を否定しているのでもない。

道具を変えること”だけ”では結果は変わらないと言っているだけ。









理論を熟知しても

それがコースで再現できなきゃ





理論は所詮

「机上の空論」であり








どんなに優れた道具を手にしたところで

努力や試行錯誤のない人には





豚に真珠だ。












プロを見てごらん。




クラブを変えておかしくなったプロ

どれだけ居るか知っている?







彼らは完全武装。



アマチュアの無知や浅知恵や思い込みによる

買い替えやリシャフトのレベルとは次元が違う。





道具の専門家集団が常にバックについている。




しかもプロは

アマチュアのレベルとは次元の違う技術と経験を有している。










そんな彼らですら



そんな結果になってしまう。













また

道具を変えて一流になったものなど居ない。









つい最近も

1m以内は絶対に入るパター???










を使っても入らないプロがいたけど(笑











プロですらそんなだ。




5オーバーも10オーバーもしてしまう

修羅レベルで道具を語るなど愚の骨頂。














理論に対する向き合い方も



道具への依存度も








基準はいつも”そこ”に置いておかないと

ゴルフはとんでもない方向に向かう。








これも確信。










さんざん見てきたから。


そーゆー人達を。












確かに



理屈で理解しないと努力すらしない輩は本当に多い。




思慮深い日本人独特の感性とも言えるが

日本人ゴルファーが世界のトップに立てない最大の理由でもあると思う。










なので

今回は特別に







理論武装の記事を。















スイングは2種類。



ゴルフは14本の異なる道具を駆使しなければ

絶対に上手くはなれない特殊なスポーツ。




これが上達に時間がかかる最大の原因。








ゴルフがもし




7鉄とSWとパターの3本でプレーしなければならないスポーツであれば

こんなに難しくはないし




あなたは今頃悩むことはない(笑









道具に苦しむことは絶対にないし


同伴者と20打も30打も差がついたりはしない。









修羅の指導者としての

考え方の土台はすべてそこに帰属する。









だからといって



14種類のスイングなんてマスターできるはずもなく(笑

そんなにやる必要はない。









せめて




せめて2種類持つこと。














長いクラブと短いクラブの2種類。













アマチュアの限界だと思う。


2種類を意識することが。











ドライバーと


PWを同じスイングで振る人などいない。








同じなのはリズムだけ。



入射角もスイング軌道も

当然プレーンもまったく違う。












2スイング理論の根拠のひとつはそこ。














そしてもうひとつは







お前の結果だ。




お前の結果が

この理論の必要性を強く裏付けている(笑










アイアンが得意で


フェアウェイウッドが苦手。






ドライバーがいいと


アイアンが駄目。













100すら切れない初心者レベルは総じて


長いのが駄目で短いクラブだけはまともに打てる。








理論の問題じゃない(笑








ドライバーを打ったら

2打目はいつも得意なアイアンを持ち歩く人。







初心者ゴルフだ。


マネジメントもライの対応もくそもない(笑













100を切るようになり



ドライバーやフェアウェイウッドで

スコアを崩さないレベルになると









「調子の良し悪し」という


初心者ゴルフとは違う悩みが生まれてくる。










「ウッドは当たるんだけどアイアンが・・・」


「ショートはいいのにロングやミドルで・・・」












80台後半~90台の


アベレージが必ず












ランチタイムでこぼす愚痴だ。











ドライバーやフェアウェイウッドより

ずっと優しいはずのアイアンが






長いクラブ以上にミスをしてしまう原因はひとつだけ。


長いクラブと同じスイングで打つから。







引っ掛けと

麻疹(はしか)と呼ばれているシャンクもこの典型だ。




長いのが上手くなった人の「病」だと私は結論付けている。








アイアンに苦しむ人は




ライの対応やマネジメント能力といった

実践的知識に乏しい人が多い。





そこまでゆとりが持てないからだ。




戦略より

「まともに打てるかどうか」に意識が奪われる。








アイアンに自信がないと

レイアップすら心許ない。







長いクラブで狙った方が結果がいいタイプ。








いませんか?



そういう人。


















逆に




いつまでもドライバーやフェアウェイウッドに悩む人は

いつまでも長いクラブを短いクラブと同じように振る。







まだ初心者から半分抜け出せた程度のアベレージだ。







ドライバーを封印したり

それを正当化することに必死になったり


レイアップという言葉を

”臆病という屈辱”の隠れ蓑に使ったり。








アイアンは得意だと自慢するタイプ。





アイアンは優しいから

上手く打てて当たり前なのにね(笑








技術レベルと同じで




心もまだ

発展途上のアベレージだ。










2スイング理論を知らない


または理解していない人にも









このように種類がある。




















前者は

シングル入りするための条件を備えている。



相当の努力をしてきた結果であり

自分を変える努力をしてきた人達でもあり




その過程にシャンクはあるから。








指導者視線で言えば


その先も努力をきっと惜しまない。













後者は

まだまだ先が長い。





指導者視線で言えば






基礎が足りない人であり

努力も足りない人。




長いクラブを苦手とする人の特徴だ。

絶対的に練習量が足りないことを常に言い訳する。








彼らはいつも迷っている。


いつも悩んでいる。







ドライバーを変えれば

シャフトを入れ替えれば

あの人の理論を学べば






頭の中は努力以外のことで一杯。









真っ直ぐ打つこと


遠くへ飛ばすことに必死。











考え方から変えなければならない。


時間がかかるアベレージ。












双方ともスコアはあまり差がない。


スコアを崩す原因の種類が違うだけだから。












でも




双方の将来は

大きく違うと断言する。














2スイング理論は



ただのスイング理論ではない。















誰も言わない



修羅だけの客観的持論。
















私の場合は

7番アイアンが境目。




7より上は「長いクラブ」

8から下は「短いクラブ」




そして認識するようにしている。









その境目は個人差があっていい。







身長が高く筋力があれば

6でも5でもいいし



非力な女性や身長の小さい人は

9でもPWでもいい。








80台でプレーできるようになればわかるはずだ。


その「自分の境目」がなんとなく。














プロを見ていると

6番アイアンぐらいから違うスイングに見える。



女子プロなら8鉄ぐらいから

長いクラブのように振っているイメージだ。









もちろん男女とも個人差はあるが。














長いクラブになればなるほど


ゆっくり振る。







というか


そう見える。








「振り遅れない」ための大事な基礎だ。








3WをPWと同じ力感で振ったら

球は掴まらず100%スライスする。




PWを3Wのように振ったら

掴まり過ぎてほぼ引っ掛ける。










シャフトの長さとロフト角の差で。










プロを見ていると

フォローの大きさやフィニッシュの位置の違いが






それを物語っている。









インパクト重視か

フォローで振っているかを





完全に使い分けているプロが9割以上。






ツアー観戦してきた

ひとつの結論でもある。








プロの練習だけを見るだけじゃ

なかなか理解できない部分だ。










ターフの深さや長さもひとつの目安。




100yの52度と

170yの6鉄とでは




ターフの深さも長さもぜんぜん違う。








入射角の違いだ。

同じようには決して振っていない明確な理由。








つかまり易い短いクラブと

つかまり難い長いクラブは






同じように振ることはない。









PWのように3Wを振る人は限られていて


「特殊な能力を持った人」として私は見ている。










そういう人に

2スイング理論など通用しないし






必要もない。
















動画を見てくださっている


コアな読者は気付いているかも知れないが(笑











私は練習でフェアウェイウッドを多用している。








もちろん

フェアウェイウッドが下手だから

























ではない(笑









地べたで使う

「一番長いクラブ」だから。







フェアウェイウッドを





下から

インから煽らないで




ダウンブローで打てるようになるトレーニングは








「長いクラブ全般の練習」として捉えている。













ダウンヒル意識 下へ低く長く。







フェアウェイウッドも


7番アイアンも同じ意識。












ティーアップ主体だけど

もちろん地べたからも練習している。




煽り打ち

かち上げスイング

極端なカット打ち




そんなスイングでは

フェアウェイウッドはまともに使えない。




それができなきゃ

ミドルアイアンもまともに使えない。









これはハイブリッドの練習でもあり


5鉄6鉄7鉄のトレーニングでもある













私は思って練習している。













フェアウェイウッドを。


















必然的に

フェアウェイウッドの苦手意識は消える。







当然だ。

ほぼ毎回必ず練習しているから。










飛ばないおじさんは

フェアウェイウッドが使えないようじゃ致命的。








言わずもがな(笑










フェアウェイウッドの練習は



7番6番5番アイアンの練習。

ハイブリッド(UT)の練習。








「長いクラブ」の練習。

















2スイングのひとつ



「長いクラブ」










ゆっくり下ろして

低く下へ長く振ること。





フォローは大きく。











ゆっくり下ろさないとヘッドは帰って来ない。


リリースは使えない。








球は掴まらない。











煽り打ちではダフるしトップする。






ダウンヒルの

入射角の意識は





クラブの長短に関係なく

ロフト角に関係なくデフォルトで。
















理論に陶酔することなく


その考え方を”常に変えることなく”








何年もずっとトレーニングすること。










「誰かの理論や理屈」に乱されることなく


私のためだけに貫くこと。












それが継続。

















「長いクラブ」のトレーニングで注意していることを















私を信じてくれている人達だけの為に


































ひとまず記録。