間違っても
”Q”鉄さんの記事ではないので(笑
私の指導の中で
スコアメイクの鍵を握る
9番アイアン
俗称 9鉄。
その理由はふたつ。
ひとつは飛距離の目安とするクラブ。
9×2=1Wの飛距離
ゴルフの基本だけれど
スイング作りは間違ってもドライバーではやらないし
クラブを変える目安ともなる9鉄の飛距離は
非常に重要だと考えている。
そしてもうひとつの理由は
グリーン周りのアプローチ。
「”9鉄を使える位置”に運ぶこと」が
ミニゲームマネジメントの大前提。
届く距離は
ピンしか狙わない万年アベレージには
まったく伝わらないだろうが
グリーンはすべて
外していい場所と絶対に外してはいけない場所があり
マネジメントはそこからスタートするもの。
「9鉄でアプローチできる位置か」がその目安となり
そここそが「外していい場所」として認識する。
ウェッジのロフトを立てて転がす技術のない
下手くそな私は
まずはその位置こそが
パーおじさんと出会うための扉であり入り口だ。
ある程度足を使えて
キャリーは極力抑えて
トップとかシャンクとかチャックリザックリとかとは無縁の
9鉄で”パッティングと同じ感覚”で打てることが
「アンクルパー宅」のインターホンを押すための条件。
4本選手権では
絶対的エースとなるクラブでもある。
そういうクラブでスイングを作りたいし
スイングを作ったクラブだからこそあらゆる場面で信頼できる。
100y~130yまでをこなし
高さも出せて
足も使えて
アプローチでも活躍する
サッカーに例えるなら
攻撃の起点となるだけでなく
守備もできて
フリーキックの精度も抜群
チャンスと見るや
思い切って上がってゴールも狙う
そんなMFだ。
代表で言えば
ヤットさんか(笑
彼と同じで
”代わりがいない”
そんな存在。
9鉄は
私にとってそんなクラブだ。