パッティングに極意などない。













当然


入るパター、入らないパターなんてない。




変えた時はポコポコ入るもんだけど(笑


もちろんそれはパターのおかげなんかじゃない。







3ヶ月もすればそれが幻だったことぐらいは誰でもそれに気付けるが(笑







目先の結果しか頭にない万年アベレージはいつも






自分の能力を上げることより


入ったという結果にしか目が行かない。







「入るパター」だと勘違いする瞬間だ。












哀れだけど


それがアベレージ脳。












30年前の1本500円のパターであれ


一本3万も4万もするパターであれ







入る入らないは常に


ラインの読みとタッチが決める。









しっかり打つことはパターに限らず


すべてのショットの基本だけれど




他の道具と違い


アプローチやパットのように距離感でスコアに差が出るクラブは







打てばいいってもんじゃない。










強く打つことが大事だと教える人も居るが




元々強弱自体には基準が必要で


その基準なしに強く打つことを教えても意味はない。









「ジャストタッチ」に対して強くか弱くか。


ジャストタッチの距離感なくして強いも弱いもない。








1mを3パットしたら


強く打つことすらその価値は吹き飛ぶ。











ジャストタッチのない人の強弱は


ただのノーカンだ。






年中


40パット以上してしまう人は間違いなくノーカン。





打てないことに原因がある場合ももちろんあるが


打つことばかりに必死になっても結果は伴わない。










しっかり打つことが求められる状況は多い。







上りがキツかったり


逆目が強かったり


微妙に切れる短い距離だったりと









「打って入れる」べき時はある。








でもそれはジャストタッチという距離感があってこそ。


かなりの経験を積み技術を磨いた人だけができることだ。






経験も技術も足りない者にそんな教えはナンセンス。





200yしか飛ばない人に


今すぐ300y飛ばせと指導するのと同じこと。










できないことをやらせたがるアマチュアは本当に多い。




モノには順序があるというのに。










攻守のバランスが必要なゴルフにとって


アプローチやパッティングの基本は







距離感。






ライン(傾斜)の読みはとても難しく


経験を積むことでしかそのスキルはなかなか上がらないもの。








それは当然距離感にも言えることで





上り下りの傾斜が読めない人や


芝の重さを臨機応変に感じ取れる能力がない人にとっては


タッチすらまともに合わせられずに一日終えることだって多いはず。










コースが変わればまったく違うものであり


同じコースでもその日の天候やコンディションによってまったく別の顔になる。









「距離感なき人に強弱なし」








強く打つことが大事なのではない。










打つことが


強めが大事なのではない。





打ってはいけないケースも


打つべきケースと同じかそれ以上にあること







まずは覚えておくこと。










「しっかり打つ意識」よりも


転がりの良い”伸びる球”を私は打ちたい。





もしパッティングに極意が本当にあるならば


きっとそこにあると私は思っている。










「強弱」ではなく



ガツンと打たなくても「すーーーっと伸びる球」が好きだ。










1パットで決めることと


3パットしないこと







どっちが大事なのかは個人差があってしかるべきであり


どっちが大事なのかは状況によって変えるべきだということ








パッティングは


パッティングこそマネジメントの基本であり







打つことではなく


マネジメントでパット数は決まること



































記録。