練習場では
いくらでもいいスイングは作れる。
平らな硬いマットの上では
何のプレッシャーもない
何の欲も願望もない中では
誰でもいいスイングになれる。
ラフも芝目も風もハザードもない練習場では
誰でも。
スイングはコースで作ること。
練習場は
あくまでもその準備。
そういう意識が
あるかないかで
スコアを出すためのスイングを作れるか
練習場しか通用しないカッコいいだけのスイングとなるか
分かれると思って間違いない。
練習場と同じ状況で
コースで球を打てることは殆どない。
いや
まったくない。
一発もない。
ゴルフとは
そういうスポーツだということを
最初からしっかり覚えておいて欲しい。
後々苦労をしたくないなら。
フォローでボールを運ぶためには
右サイドが肝心。
アドレスからインパクトまでを
どんな動きをするかで
どんなイメージをするかで
どんな力感、どんなリズムで振るかで
スイングは決まる。
フォローは決まる。
形を作るのではなく
常に動いている「体の流れ」を作りたい。
腕の三角形が崩れない
大きなフォローで球を運びたいから。
練習場レベルではなく
コースで。
どんなライでも
どんな状況でも
いつも自分が狙った方向に打ち出せるようになるために。
狙った距離に
狙った位置に球を運べるようにするために。
あなたと違い
私は
私のスイング作りは常に
それが目的だから。