ゴルフは



ひとりでは成長できない。








人が



ひとりでは生きていけないのと同じで。












自分の努力の結果だと思っていても


自力で頑張ってきたと思っていても







その裏には


実は多くの人々がいつも関わっていて






過信、慢心という


傲慢な気持ちが勝っているとき







そんな人達の存在にはなかなか気付けない。












私がもし




誰かのゴルフを支えられているのであれば









それは決して




私ひとりの力なのではない。










私の



ゴルフとの出会いは12歳。







亡き父が


ゴルフ場に勤めはじめ





ゴルフクラブが


狭い2DKのアパートに置かれるようになり





大量のロストボールが家に持ち込まれるようになった。





雑草が生い茂った


倒産したゴルフ場が




家から歩いて40分ほどの山中にあり








ロストボールと




皮巻きグリップの


7番アイアンとPWと




パターの3本を持って






友達と3人でよく遊びに行っていた。








アイアンのヘッドで穴を掘り


竹の棒を差して旗を立て





4箇所にティを作って


そのピンにめがけてプレーをしていた。














35年も前のこと。



















こうして








誰かのためにブログを書けるのも










ゴルフと出会わせてくれた父をはじめ


ジュニア時代に支えてくれた母や






技術的な指導など一切なく



ただひたすら






基礎と



根性と



本物のマナーと



忍耐力を叩き込んでくれた







厳しくも温かい先輩達












そんな人達の力があったからこそ。















私が



その方々に恩返しできるとすれば






自己の利益のために



そのご恩を利用するのではなく








その力をまた



誰かに少しでも与えることだと思う。












一度諦めたゴルフを



いつまでも諦められない理由も











きっとそこにあると思う。












今の時代にそぐわないものも


中にはあるかも知れない。









それでもいい。









誰かを支えたいという気持ちは









私を支えてくれた多くの人達への



きっと恩返しだと思うから











せめて





こんな私でも


求められている間は少しでも答えたいと思う。















感謝の言葉など要らない。









私が欲しいのは





「あなたの力を貸して下さい」と言われること。


「あなたから教わりたい」と言われること。














受けたご恩をお返しできる


唯一のチャンスだから。














一生懸命の人にだけ



私も一生懸命になれる。







一生懸命だった私を



一生懸命支えてくれた人達がいたから。












その想いは


時として








厳しさとして表れてしまうこともあるだろうけれど








私を支えてくれていた人達は



私の何倍も厳しかった。












ゴルフはそんなに甘くないことを



ゴルフはそんなに簡単じゃないことを












常に示してくれていた。













その教えを直向に信じてきた。














きっと私には


その厳しさが必要だったのだろう。







彼らはきっと




それそ知っていて


あえて厳しくしてくれていたのだ。












このブログから





もし











厳しさが伝わるのだとしたら












それは間違いなく




私を支えてくれた人達の厳しさだ。












それでもこんな



拙いブログを読み続けてくれている人は










きっと








その厳しさを必要としてくれているゴルファー達だろう。

















私は今





私を支えてくれた人達のように


誰かの支えになれているだろうか?









そしてこれからも


誰かのゴルフを支えられる存在であり続けられるだろうか?













私を支えてくれた



多くの人達のためにも









私自身が



もっともっと努力しなければ。

















人を支えたいなら














まずは




自分をしっかり支えなきゃ。

















眠れない夜に





自分の為に




















記録。