ミドルのセカンドがグリーンまで遠いと
少しでもグリーンに近づけようと
真っ先にでかいクラブを握る。
ロングのセカンドは１００％
問答無用でウッドかハイブリッド。
次の一打は
グリーンに近い方が
いいスコアになる
と信じて疑わないゴルフしかできないから
アベレージ。
ダウンヒルのラフで
バンカー越えの３５ｙより
平らなフェアウェイで
花道を狙える１０５ｙの方が
ゴルフは簡単なのに。
FWやハイブリッドで
ロングアイアンで
バンカー越えにならない
寄せやすい位置に
ピンポイントに運べる腕があれば
飛ばせばいい。
もっとも
その腕があれば１００は叩かないが（笑
わざわざ
寄らない場所に自ら運ぶのが
アベレージのマネジメントであり
グリーン周りのワナを
リカバリーできるだけの腕もないのにもかかわらず
とにかくグリーンに近づけようとしたがるのが
アベレージのマネジメント。
ラフよりフェアウェイ
傾斜地より平ら
中間距離より番手の距離
グリーン面が見えない中途半端な３５ｙのアプローチより
グリーン面を見ながらフルショットで狙える１００ｙ
スコアメイクの初歩だ。
セカンドショットの
マネジメントの基礎は
１、打ちやすい、寄せやすいライに”球を運ぶ”
２、得意な距離を残す
３、難易度の低いクラブを選ぶ
数字は
プライオリティだ。
セカンドショットのマネジメントが
そのホールのスコアを決めるといっても過言じゃない。
次の一打を先回りすること。
ティショットも
セカンドもサードも
アプローチも
パットですら
そこからすべてのマネジメントから始まる。
グリーン上でもそれは同じ。
一発で入るわけがない
距離や傾斜からのファーストパットは
狙うのではなく
近づけるばかりでなく
次のパットが
上りのストレートになる位置へ寄せることが
パッティング・マネジメントの基本。
グリーン周りのアプローチも当然同じだ。
難しい
１ｍの下りのきついスライスラインより
２ｍでもいいから
上りのストレートに運ぶこと。
寄せればいいってもんじゃない。
飛ばすのではなく
近づけることばかりに気を取られるのでもなく
自分の実力や
力量
得手不得手も含め
次の一打を考えること。
ゴルフで一番楽しい部分だ。
優しい場所
得意な距離
自信があるクラブ
スコアを決める
それらは
二の次三の次にしてしまい
距離があれば
とにかく近づけたがる
グリーンの近くに来たら
とにかくカップに寄せたがる
思考も配慮も戦略もないアベレージのマネジメント。
まともなスイングも身に付いていない
再現性、正確性が極端に低いレベルにもかかわらず
飛ばしたがる。
近づけたがる。
寄せたがる。
入れたがる。
そんなあなたの強欲さは
常に
自分の力量を置き去りにする。
技術は
今日明日には変わらない。
目からうろこを教わったからといって
あなたのスイングが
その瞬間に変わることなどない。
教わった瞬間に上達したような気になってしまう
気付いた瞬間に自分のゴルフが変わると勘違いしてしまう
愚かで浅はかな
その傲慢な思考を早く変えなければ
５年後もアベレージだろう。
スコアは
その３０％はマネジメントが決める。
３０オーバーのうちの
１０オーバーは
マネジメントで叩いている。
たったそれだけで
１００は切れているのにね。
自らゴルフを難しくしているのがアベレージ。
自らゴルフを難しくしているからアベレージ。
アベレージゴルファーのマネジメントは
常に共通していること
記録。