自称・晴れ男。
その分
雨に降られる時は
ハンパない時が多く(￣Д￣;)
今日はそんな
強風と横殴りの雨のなか
ラウンドレッスンでした。
下が緩み
バウンスが利かないアプローチやバンカーは
アマチュアの場合、かなりスコアロスの原因となります。
フルショットも
ちょっと打点や入射角がズレるだけで
１番手、２番手距離が落ちます。
ラフともなると
重くてヘッドが抜けず
引っ掛けたりするミスも多発します。
その上
風の計算やグリーンの転がりなど
考えることが晴天無風の時の５倍ぐらい増え
マネジメントの大切さや
決断力の重みを
しみじみと感じます。
おかげさまで
いいレッスンになりました。
短い前置きなのは
前置きの前置きだからです。
今回は期待して下さい。
お菊さん（笑
人生
山アリ谷アリ。
いい時は誰もが幸せです。
しかし
いい時はそうそうないし
あっても長続きしません。
幸せを数えたら
片手にさえ余る。
不幸せ数えたら
両手でも足りない。
８０打
９０打
１００打
１１０打
人それぞれ打数は違っても
その内容に対する
満足度
納得度の比率は
そんなに差が無いのもゴルフです。
私の
人生に対する考え方は
その比率とほぼ同じ。
８０打前後の中で
ある程度納得ができるショットは
せいぜい５，６発です。
満足となると
１発か２発あればいい方。
両方あわせても
一割にも満たない。
その
一割を求め
その
一割の為に
お金も時間も費やし
貴重な休日を使い
仕事帰りの疲れた身体に
寝不足の身体に鞭打って
一生懸命練習し
汗を流し
いい大人たちが無邪気に頑張る。
無心にクラブを振る。
球を打つ。
コースへ出る前は
嬉しかったり
緊張したりで
遠足の前の子供のように眠れなかったり（笑
そこに
上達という
成長という
頑張ったご褒美がおまけで付いてくるから
ゴルフは楽しい。
ゴルフはいつも
そんな場所であって欲しい。
一生懸命がなくなったら
ゴルフの楽しみはとてもとても
小さなものとなってしまいます。
あ
これは
あくまでも
いつも通り前置きです（笑
第三回TRKの
大トリは
小さい飴おばさんという
なんとも皮肉な結果に（笑
ちょうど１年前。
なんだか
滅法読みにくいブログと出会いました。
どんなに探しても見当たらないブログスキン。
というか
スキンとはお世辞にも呼べないブログ。
サイドバーは
文字が縦になっていたり
記事もコメントもすべて
ぜーんぶ中央寄せになっていて
どうやったら
こんなブログになるんだ？
と思うような
個性満点のブログで。
本人がそれに気付き（ブラウザの関係？で自分は知らなかったらしいｗ）
ふつーのスキンに変えた時は
すっきり見やすくなったのと同時に
なんだか寂しく感じたのはきっと私だけじゃないはずで（笑
あんなに見にくいブログだったのにｗ
・どんだけ読みにくいブログ
・どんだけってくらいネガティブ
・どんだけ ど天然
・年齢詐称疑惑
・ゴルフウェアは全身ピンクのまるでパー子
・吉井命
当時の
candyさんのイメージです。
ま
ブログスキンを除き
どれも今でも変わっていませんが。
（ふたつみっつ鯖読んでいる疑惑はいまだにあり）
で
TRK当日。
「もうすぐ飴ちゃん到着しますよ～」
なんてメールを
なぜかmamiさんから頂き（笑
どんだけ周りを心配させているんだかｗ
無事到着し
彼女の第一声が
「修羅さん・・・
あたし昨日・・・
４７パットでした＿|￣|○」
あのー
長い付き合いではありますが
一応
初対面なんですけど？（笑
いきなりそこですか(;￢_￢)
困ったおばおかーさんです┐('～`；)┌
人を勝手にネット師匠にして
勝手に６０度のLWでバンカー練習して
修羅に叱られて（笑
困ったちゃんは
お会いしても
やっぱり困ったちゃんでした。
その他
詳細は
ご本人のブログにお任せするとして（手抜き
指導をお願いされた夏前ぐらいに
初めてcandyさんのスイングを見てから今日まで
・豆栽培（ブンブン振ること）
・放牧（徹底したアプローチ練習）
・砂遊び（バンカー克服）
という
３つのキーワードの中で
上二つは
大きな成長を短期間で遂げたであろうと
ブログから感じていましたが
当時
練習場でよく見かけるような
・お嬢様アドレス（スタンスが狭く両腕は絞りすぎ）
・お嬢様スイング（力強さの欠片も無いへろへろスイング）
だった彼女は
TRKでは
ワイドスタンスとなり
両腕も絞りすぎず
腰もやや張り
お尻も突き出し
ちっさい身体も
大きく見せる
”大きなアドレス”に変貌していました。
「きっと振れる」
そう思わせるようないいポスチャー。
相変わらず手羽先フォローが気になって
夜も眠れないのかどーかは知りませんが
まだまだ
アームローテーションが足りず
こすり球が主体のショットですが
ゴルフの大事な大事な基礎である
「振り切る」ための準備は
１年間の努力で得られたこと実感させて頂きました。
細くて小さい身体は
ゴルフにとっては大きなハンデになるけれど
それを言い訳にせず努力し続けてきたことが
手に取るように伝わってきました。
スコアにも
それがしっかりと反映されるようになったこと
本人も実感しているようです。
今まで
見て見ぬフリしてきた
本人曰く「第二の課題」であるパッティングは
指導者から見れば
第一の課題ですが（笑
TRKで唯一
candyさんの今後の糧になるであろうアドバイスは
・ひざを動かさない
・下半身をバンカー並にどっしり安定させる
・上体を突っ込まない
そして
ドライバーやバンカー、アプローチにも共通する
「右を向いて左肩を開かない」
そんな内容でした。
必殺
著作権無視画像。
お代は
９鉄さんのアイアン代から相殺して下さいね。
ポスチャー矯正前
素人目にはわからないと思いますが
左肩が開いています。
左腿、左ひざが見えているのに
左肩が見えていないからです。
左肩の開き
矯正後
ほんのわずか
左肩が見えるようになりました。
足と比較すると
これでストレートです。
私は
胸を張れとか
背筋を伸ばせとか
一言も言っていません。
ちょっと右を向き
左肩を閉じるようアドバイスしただけで
重心が下がり
背筋が張り
女子プロと比較しても遜色ない姿勢になりました。
飛びそうな
振りそうな構えに変わりました。
真っ直ぐ打つだけでなく
振り切るための
大事な準備です。
左肩が開くと
右肩が下がるだけでなく
背筋がどうしても丸くなります。
それはアプローチもバンカーも
もちろんパッティングも同じ。
すべてに共通する
大事な大事な基礎です。
真っ直ぐ立つことが
真っ直ぐ構えることがどれだけ難しく
どれだけ大事か
それを知り、学び、身に付けることが
「基礎を作る」ということです。
ただし
それだけじゃ何も変わりません。
左肩を閉じると
その分インに引き易くなります。
注意点のひとつです。
アドレスを少し変えるだけで
感覚も視界も大きく変わります。
すべてのショット・パットに共通します。
最初は戸惑うでしょうが
元々間違っていた感覚や視界。
時間をかけてでも直さないと。
スコアばかり
球筋ばかり追う人は
そんな大事なものを疎かにしています。
今は寝る前に
必ず矯正練習（５球だけらしいがｗ）することを決めて
自分なりに頑張っているようです。
彼女の最大の武器は
「継続」。
右手一本で距離感を養うアプローチ練習が
今のスコアメイクの土台となったことを自覚したゴルフは
継続は力なりを
身を持って知ったであろうと理解しています。
継続課題のバンカー克服と
ショルダーストロークを身につけたショートパットになれば
大きくスコアを伸ばす
のではなく
大きくスコアを崩さない
つまり
強いゴルファーになれると思います。
ゴルフは
山アリ谷アリ。
納得のいかないショットの方が圧倒的に多い。
みんな
１００点満点のショットを
１００発百中で打てることを夢見て
必死で練習しますが
そんな練習が成長を促すことはありません。
納得のいかない
山のない谷ばかりのゴルフの中
その谷を
いかに浅くするかも
ゴルフの本質。
落ちたら致命的な
渓谷にしてしまうか
靴が濡れるだけの
小川にするか
そこに気付き
尽力できる人こそ
上達する人であると私は考えています。
それを
ネガティブと呼ぶ人はゴルフを知らない人。
バンカーやアプローチ
パッティングの練習は
地味できつい。
爽快さも快感も得られない
つまらない練習こそ
大事な練習だと思えるようになった時
ゴルフが変わるでしょう。
この数ヶ月
ゴルフが辛そうだった彼女。
楽しいはずのゴルフが
ゴルフとは関係のないことで
ゴルフまで楽しくなくなっていく姿は
見ていられませんでした。
TRKをきっかけに
何かに吹っ切れたのなら
開催した私も嬉しいです。
元々
ありもしない不安を自分で勝手に作り上げる癖がある人だから
まあ
それがネガティブcandyとして
多くのブロガーさんに愛されている部分でもあるようですが（笑
ゴルフは逃げないし
ゴルフは誰も苦しめないし
ゴルフはいつもそこにあるし
ゴルフはいつでもやれる。
そんな当たり前の事に気付けたのなら
きっと大丈夫でしょう。
修羅の役割は
そんなゴルファーを元気付けることではありません。
私のスタンスは常に
ゴルフは上達してこそ
本物の楽しみを味わえると
常に書き続けてきましたので。
当然
TRKも同じ。
本気の人達が集まるからこそ
小さかった自分に気付ける。
それは
私個人では絶対にできないことであり
参加いただいた皆様のお力があるからこそ
下がりつつあるモチベーションに火をつけるパワーがあったり
やる気のある人にはもっともっと上を目指せと
そんな言葉の代わりに
真剣な雰囲気や眼差しをもらえる場として
役立ってきたと感じています。
ひとりで頑張るのもいい。
いいスコアで回りたいと
上手くなりたいと
強くなりたいと頑張るのもいい。
でも
ゴルフはひとりではできない。
ライバルがいて
仲間がいて
楽しい時は思いっきり楽しめる
辛い時は辛いと言える
そんな人が近くにいるから
またゴルフを頑張れる。
どうせやるなら
ただただ上手くなることばかり必死になるより
誰かと一緒に
頑張った方が
何倍もゴルフは楽しくなるし
上手くなるし
強くなる。
candy さんには
彼女のゴルフを作り上げたリアル師匠と
ゴルフ仲間がちゃんとついているので
きっと大丈夫。
夜な夜な
酔っ払いおやぢ達を尻目に
赤ら顔で
ゴルフ談義を交わせる友人がいるようなので（笑
きっと大丈夫。
スコアばっかり気にしない
小さい身体に似合わない
豪快で強いゴルファーに育つことでしょう。
ゴルフが大切なのには
理由があります。
その理由はきっと人それぞれだけど
その理由が明確な人は
事情により
一時期、ゴルフから離れることがあっても
必ずまた戻ります。
自分に必要なものだということ
自分が一番よく知っているから。
それに気付けた人は
生涯スポーツとして
ゴルフを愛し
ゴルフと共に歩み
辛い時も
自分にはゴルフがあるから大丈夫だと
思える時がきっと来るでしょう。
私も
そのひとりでしたので。
あ
そうそう
そんなcandyさんに逢ってみたい♪
という方へ。
その際は
ちゃんとジャーマネを通して下さいね。
ジャーマネが誰かは
あえて書きませんが（笑
いい歳なのに
人気者らしいので
半年先、一年先になることも
覚悟しておいた方がいいかと思います。
それから
小さいくせに
怒らすと結構怖いですよ。
前歯がすぐ取れちゃうので
噛み付きはしないそうですが（笑