しつこいですよ。


私は巳年生まれなので(笑






私がジュニア時代から尊敬しているプロは





尾崎直道プロ。


ジョーです。




野球の世界でもプロレベルだった


ふたりの兄の恵まれたフィジカルとパワーに比べ




小柄でパワー不足だった三男のジョー。





直道プロが賞金王になった時は


心から感動したのを覚えています。






ジェットとのプレーオフに破れ


顔も合わせず握手したふたりの





なんとも言えない切ない結末もあったっけ。





優勝インタビューを受けたジェットは



弟の気持ちになっているのか・・・



喜ぶこともなく


史上初の兄弟によるプレーオフの辛さが





言葉と表情から受け取れた。




とても印象深かったな。








こんな古い話


知っている人は少ないか(笑





直道プロは



「マムシのジョー」と呼ばれていました。




ジャンボやジェットのように


豪快なパワーゴルフを自分のプレースタイルとしているのに対し





マイペースに


しつこく喰らいつき





最後は勝つ。






諦めないプレースタイルから


そんなニックネームになったのでしょう。







私自身も次男で


子供の頃から病弱で



身体も大きく威圧感のある兄と


いつも周りから比較されていました。





直道プロを自分と重ね合わせて応援していたのだと


この歳になって感じています。





私のプレースタイルも


決して周りを圧倒させるような




そんなゴルフではありません。




基礎を大事にして




技を


引き出しを



ひとつでも増やして




ピンチを切り抜け切り抜け(笑







えっ?



上がってみたらパーかよ????





なんて周りから言われるような(爆






そんなゴルファーでしたし


今でもそれは変わりません。




ショートゲームを主体とした指導や記事から

ブログにもそれがはっきりと出ていますよね(笑






飛ぶ人はいいんです。



かっ飛ばして近くまで運ぶことで

未熟なショートゲームをそれで補うこともできる。



どれが正しいとか間違いなんてない。





私にはそれが出来ないから



このブログに書いているように




アプローチやバンカー


パッティングで




パーを重ねるゴルフを



ボギーで押さえるプレーを



ダボやトリを叩かないスタイルを






主張し続けています。







でも


それだけじゃゴルフはつまらない。




だから


一日に1回や2回はある



少ないチャンスでも



獅子のごとく猛然と立ち向かい


一瞬のチャンスをしっかりと狙う





それもゴルフの楽しみにしています。





飛ばなくたってイーグルを狙えるホールはある。




その数は少ないけれど


そんなホールのティに立ったら


それしか考えないような自分でありたい。





きっと直道プロも


同じなんじゃないかなと




シニアになってもレギュラーツアーで頑張る姿を見ると







思います。








ということで



まだまだ書き続ける予定の




バンカーを今回も(爆











いい加減しつこいと


思う人やw






改行がうざいと


思う人や(爆











ゴルフの最大の目的は


上達することではない








という人は







どうぞ遠慮なく



他のブログへ。











私は指導者として



・人から誘われるゴルファーになりなさい


・マナーを最優先できる人でありなさい




そう伝えていますし


ここにも書いていますが・・・







それは


ゴルフをやるための目的ではありません。





それは


ゴルフを続ける為の「手段」。




目的じゃない。






あたかも


それが目的かのような




常識ぶった考えは私にはまったくありません。







それが目的なら


こんなブログを書く必要も理由もない(笑






このブログでも


マナーを大事にするということは常々書いていますし





これからも書き続けますが




それはゴルフをやるための「目的」ではないこと



改めて書いておきます。






また


ここのブログは



「プレースタイルは人それぞれ」という発想を元に書いてはいません。





ゴルフは


上達してナンボ。




難しいからこそ


なかなか上達できないスポーツだからこそ




上達する為の努力を続けることに価値があり


そこに私のような人間の存在価値もある。





その私が


「上達だけがゴルフじゃないですよ~」


なんて言ってしまったらおしまいだ(笑





「プレースタイルは人それぞれ



だけど



俺は、私は上達することが一番の楽しみだし



だから頑張れる!」





そういう人だけ読んでくれればいい。





他人から尊敬されるようなゴルファーになることは


人から誘われるようなプレーをすることは





それがゴルフの目的じゃない。





それも


あくまでも手段であり







それを目的にゴルフを続けたって



それは得られません。







ゴルファーは


上達する義務がある。




その過程で必要なものがマナーでありエチケット。




上手いだけの人をゴルファーとは呼ばないが


人から尊敬され、人から誘われるようなゴルファーとなるのには




条件がある。





上達を目指さない人は


そんなゴルファーにはなれないと





断言する。






その努力や経験が



「人から尊敬され、リスペクトされる」大事な要素であり






条件だと





私は思っています。







一生懸命頑張っているからこそ


ルールやマナーを重んじることができるし





プレースタイルも身のこなし方も


見習いたくなるような雰囲気が沸き出てくる。







人に誘われるようなゴルファーであって欲しいし


それも指導しているが



それはすべて




上達する為に一生懸命頑張った人だけが得られるものだと






あえて書き残しておきます。







人格だけじゃ


そんなゴルファーにはなれません。





ゴルフの苦しみを知り



ゴルフの恐ろしさも学び



ゴルフの本当の楽しみも知っているからこそ





同じゴルファーとして周りに気遣いや配慮ができ






その姿勢が



人から敬われる。





だいたい


ゴルフを頑張らない人が




ルールブックを読むことなどないし


マナーを大切にすることもない。





プレースタイルは人それぞれでだけど


ゴルフに対する取り組み方は人それぞれだけど






本気で



人から誘われるようなゴルファーになりたいなら






人より何倍も


上達の為の努力しなさい。






それなくして


リスペクトされることなどありえません。






これが私の



ゴルフに対する姿勢であり



経験から得た答えです。


















さて




バンカー。





池田プロ


フェニックスおめでとう!




だからでもないが(笑





ダウンヒルで


アゴまで距離がある難しいバンカー。




ゴルフ ~修羅の道~


左サイドは真っ直ぐ。


これだけ左に軸を置かないとダウンヒルはダフるし


傾斜なりに低くフォローを抜けない。




ボールも中寄り。


ダフらない為だ。



これがダウンヒルの基本。











ゴルフ ~修羅の道~



インパクト以降は更に左に重心を移す。

傾斜なりに低く振り抜くにはこうするしかない。


これはバンカーに限らない。


アプローチでも大事な基礎。



その為には


これだけ「頭は右」に残さないと左によろけてしまうのだ。



そして


何度もしつこく書いている「右足かかと」。



元々右足のかかとが早く上がる池田プロ。



その彼でさえ


これだけ重心を左に寄せてもかかとは絶対に上げない。



大事な基本。




そしてこのターフの長さ。


ダウンヒルは普段より低く長くフォローを取る為


通常のバンカーより更に長くなる。










ゴルフ ~修羅の道~



見事なフィニッシュ。


トッププロだから当たり前か(笑




シャフトを立て


左肘を抜き


フェースを返さず振り抜いたことがよくわかる。



このまま前に歩き出しそうなそんなフィニッシュ。


ダウンヒルのお手本です。





プロも


バンカーが得意なアマチュアも




フィニッシュで右足のかかとが上がる人と


上がらない人




または


ライによってそれを変える人もいる。




池田プロは後者。



大事なのはフィニッシュでかかとが上がるかどうかじゃない。




インパクトからフォローにかけて


右足がしっかりと踏ん張れるかどうか。




バンカーが苦手なアマチュアの殆どは


これができないので




私は敢えて「右足かかとは最後まで踏ん張れ!」とお伝えしています。



指導する上で大げさにやらせることは


とても大事なことなので。




ただ


ダウンヒルはバンカーでもアプローチでも


最後まで踏ん張ると




ダフります(笑




ダウンヒルでは私も上げます。


右足かかと。




低く出し


足を使う時も右足かかとを上げます。





ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~



ほら(笑



ネット弟子へ見本として送った画像なので


右肩について書いてありますが(笑




低く出して砂を厚めに取り


足を使って寄せる打ち方です。





因みにここは


太平洋アソシエイツ益子です(笑





いい練習場を併設しています。


一日中練習したいくらいでした。







右足かかとを踏ん張る理由はふたつ。





下半身を動かさない為(ベタ足にすると下半身はかなり制御される)



球を上げる為。




このふたつです。


バンカーでバウンスを使う振り方をするには

右足かかとは大きなポイントです。


ロブショットも同じ。



バンカーの基礎を学んでない人の殆どは




この


いつものショットやアプローチと違う感覚を




知りません。






なのでわざと大げさに


「右足かかとを上げるな!!」としつこく書いています。





基礎をしっかりと身につけたら




無理に右足かかとを


いつまでも無理に踏ん張る必要はありません。





身につけた人は。






そうでない人は


とりあえず黙って言う事を聞いてやり続けて下さい。





少なくとも


フォローまでは絶対に上げないように踏ん張って下さい。






誤解のないように



補足しておきます。












今度は


同じ池田プロの



距離の近い平らなライのバンカー。






ゴルフ ~修羅の道~





ゴルフ ~修羅の道~





ゴルフ ~修羅の道~



フォローを大きくせず抑えることで


近くのピンに対する距離感を出しています。




逆目のグリーン周りからのチップショットで


近くのピンに寄せる技術を紹介した感覚と同じです。




もちろんそれだけじゃ距離の打ち分けはできません。



テークバックも小さくなるし


ヘッドを入れる場所もボールから離れます。







別角度から。




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~





ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~




ここでは


右足のかかとはフィニッシュでも上げていません。



球をこれだけ上げる為には


フォローでアッパーに振る必要があるからです。




これだけ小さいフィニッシュで


これだけ砂を飛ばし


これだけ高く上げるには




どれだけ強いインパクトが必要か


ぜひイメージして下さい。



緩んだら


バンカーはおしまいです。




こんな小さいフィニッシュでも


「しっかりと振り切って」いるのです。




近い距離のバンカーのスイング


素晴らしいお手本になると思い記載しました。









他にもいいお手本がありましたので。




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~




ゴルフ ~修羅の道~





現在の賞金トップ


キム・キョンテプロ。




画像では伝わらないかも知れませんが




ドライバーなら300Y飛ぶぐらいの


ヘッドスピード50はあろうかという



思い切ったフルショットです。





これで


キャリー30Yぐらい。





アゴが高いので


もちろん右足は最後まで上げていません。





バンカーの極意はひとつだけ。




短い距離に対して


フルショットできるかどうか。




それだけです。




その思い切りが一番大事。




その為に開いたり


砂を大量に飛ばしたりするのです。






技術的な部分で


固めるべき基礎はいくつかありますが





一番大事なのは





この勇気です。








思いっきり振り切っても


近くにしか飛ばないというトレーニングを何度も何度も繰り返し



その感覚を当たり前にすること。





近い距離なら


小さいフィニッシュでもそこまでは思い切って振り切ること。




どんなに近くても


砂をしっかりと飛ばすこと。




絶対に緩めないこと。





ロブショットもバンカーも




思い切り振り切ること


勇気を出して振り抜くことが





何より大切です。





形ばかりじゃなく


バンカーからフルショットする練習を。





それで10Y20Y30Yと


打ち分ける努力をすれば




自然と距離感は生まれてきます。







大事なのは








思い切りと


勇気です。








あれれ?





それって









ドライバーも



FWも



アイアンも



アプローチもパットも

















同じか(笑









お後がよろしいようで(・∀・)