いつも劣等感の塊を投げつけてきた
けれど好きで好きで
憧れてたんだ
歌うことをやめたら
とたんに女でなくなる気がして
自由に
寝て
食べて
呑んで
歌うことが
あたしらしくいれる
スタイルだって思ってた
目指してたゴールに
辿り着いたのに
何故
風は吹き付けるのか
結局逃げ腰だからか
腹を据えることが
出来ないからか
認めるのは
難しそうでいて実は
軽くなった気がする位簡単で
そこから先が問題なのに
見失ったようで
本当はわかっているけど
駄々を捏ねているようで
いつも繰り返してしまうのだ
ああ
ただ触れていたいとは
そういうことであって
無邪気にただ
笑いあえた時間が
こんなにも愛しいとは
欲してるんだ
わからないことだらけだ
