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Dying In Your Arms

気まぐれ

仕事から帰ってきてエレベーターのボタンを押すと、ちょうど降りてきたところだった。




中からアラフィフと思われる男性が出てきて、笑顔で挨拶を交わした。




長く乗っていても1分もいない空間なのに、
別の空間から移動してきた時、そこにあった匂いは意外に強く感じるもの。



朝だとゴミの匂いが残っていたり、整髪料やデオドラントスプレー、香水の匂い。



お正月は昼間からお酒の匂いがするし、たまに加齢臭がキツく残っていて胸が悪くなることもある。






たぶん好みの香水だったんだろうけどその男性の残り香はものすごく清潔感があって爽やかだった



自分の階につくまで、思わずめいっぱい吸い込んでしまうほど(←これはさすがに自分でも変態ぽいなと思ったけどw)





今日は階段ですれ違った人からその時と同じ香りがした。


「あ、あの時の人だ」と匂いで思い出す。


でも顔はほとんど記憶に残っていない。



何の香水だろう?思わず振り返ってしまいそうになるほどいい香りだった。


その匂いがどこまでいくのか、階段を上る足音に耳を澄ましてしまった(笑)




結局どこに消えたかは謎のまま、そしてどこの香水かも謎のまま。




匂いっていざ思い出そうとしてもなかなか思い出せないのに、どこからともなく同じ香りが漂ってくると記憶がサーっと蘇るから不思議。


私も「THE・私」のような匂いがあるのかな?
もしかすると自分では気づいてない匂いなのかも知れない。