日本では義務教育制度が布かれているため小中9年間、また殆ど全ての人が高校の3年間、多くの人が大学の4年間、朝から晩まで学校という場所に缶詰めになる日々を過ごしている。この学校という場所は子供たちに虚構を刷り込むために存在している。特に日本ではお上が定めたカリュキュラム通り、検定という名の検閲をパスした教科書を使い、自分の頭で考えるのではなく一方的に答えが決まった物事を教えている。日本社会を構成する誰もがこのような教育を受けていることが、日本社会の問題の根源となっている。子ども自身も学校で
イジメられたり、校内の絶対的存在である教師から理不尽な目にあわされることも10代死因の1位は自殺という結果に繋がっている。
かと言って現実的に一切学校を無視することはできない。学校に行かなければ中卒という学歴虚構が一生付きまとい、安定した職どころか非正規職に就くことも難しくなりかねない。
幸いテクノロジーが進歩した現在、学校に行かなくても教養と倫理を身に着けることは可能である。AI教師は子どもの性格や個性や合わせて最適な教え方ができるようになる。そうなれば人間教師の必要性は大きく低下するだろう。