疑問ではないのだけれど、今まで自分の中でしっくりした答えが見つかりませんでした。ちょっとネガティブな考え方だが、夢や希望がなければ失望はうまれないし、よかった結果だけを取り上げて喜べばいいことしか生まれない。世の中のことなんて全て希望通りになんていかない、8割がたうまくいかない人がほとんどだろうと思う。8割の失望と2割の成功が繰り返されていったら、苦しいだけではないのだろうか。。。だったらいっそのこと希望を持たない方が人生楽しいのではないのか。。。とかいう考え方もできるのではないかと思っていた。それでも世の中は絶対的に夢や希望を美化し、大切にする。極端な考え方をすれば、夢や希望は金になるからだという人もいるだろう。正直、そのような考え方も否定できないように思っていた。ただ現代社会ではそうだとしても、人類が歩んできた中でなくならなかったことを考えるとそんな安っぽいことが答えにはならなかった。
最近ある小説を読み終え、その中で純粋知性科学というものを知った。なんでも人間の思考には力があり、物質に影響を与えることを科学的に研究しているという。病は気からというのが迷信ではないというようなこと。全てを信じている訳ではないがそういう考え方もありかと思った。人間の意思の力はコミュニケーションを通さなくても物質的に伝播していくのかもしれない。物理的、理論的に完璧なことだけがうまくいく要素なわけではないのかもしれない。そこには人々が夢や希望を持つことによって生まれる何らかの力が必要になってくるのかもしれない。
昨今の閉塞感から希望を持てない人もいるかもしれないが、勇気をもって希望を持つことが大きな力になるのかもしれない。失望をもたらす希望にそれだけの価値があってもいいのではないかと思うし、そうではなければ割に合わないと思い、少しだけ希望の価値について納得できたような気がした。



