長土塀夏まつり 盆踊り大会 | GoldenGrampusEightのブログ

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金沢を中心に 祭りその他いろいろ

金沢の盆踊りは土曜日開催が多いのですが、
長土塀は日曜日開催ということで、
どこに行こうかと迷うこともなくお出かけ。

行ってみてビックリ。子供の多いこと多いこと。
長土塀は金沢駅近くの昔からの町なので
子供は少ないだろうと勝手に思っていました。

子供が多い一方でとても印象に残ったのが、年配の方の浴衣姿。
盆踊りではそろいの浴衣、金沢だと
金沢市校下婦人会連絡協議会の
浴衣を見ることが多いのですが、(実際ここでも見かけますが)
ここではみなさんそれぞれ、いろとりどりの浴衣で踊っていました。
今となってはあまり目にすることのない、とてもいい光景です。

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浴衣といえば文庫結びですが、こちらの方は姉様結びかな。
文庫とは一味違う大人の印象。加えて足元も下駄です。
実はこの会場、廃校の運動場跡ですが凸凹がある上に
芝が生えているため、微妙に土がやわらかいときて
足がとられやすく何ともおどりにくいのですが、みなさんさすが。
さしずめ 若いものとは鍛えが違うのよという感じ?

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浴衣姿が輪になって踊ります。
こうしてみると盆踊りはまさに女の独壇場。

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金沢の盆踊りは、現在では
百万石音頭、いいね金沢、炭坑節、越中おわら節
が、四本柱という感じで、よく踊られています。

県外の方だと、金沢でおわら?と思われる方も多いと思いますが、
実はかなり昔から踊られていたようです。
昭和ひとけたの盆踊り好きの方も子供のころに踊っていたとのこと。
八尾の洗練の極みとは違い、何とも素朴な感じのするおわらです。



踊りそのものは豊年踊りの宙返りと稲刈りを省略したものですが、
実は最後の手を広げる決め?の所作がいろいろあって、面白いです。
(自分の見てきた中では三つ四つくらいに大別できる感じですが・・)

さて今度の週末で金沢の盆踊りも一区切り。
しかし暑い・・・