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[ワシントン 12日 ロイター]

米連邦準備理事会(FRB)は11─12日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、失業率が6.5%に低下するまで事実上のゼロ金利政策を継続するとの方針を決定、金融政策見通しの説明に数値基準を導入する前例のない措置に踏み込んだ。
その条件として、向こう1─2年のインフレ見通しが2.5%を超えず、インフレ期待が抑制されている限り、低金利政策を継続するとした。
FRBはまた、年末に期限切れを迎えるツイストオペに代わり、月額450億ドルの国債を買い入れる方針も明らかにした。
声明は「十分な政策緩和がなければ、経済成長は雇用市場状況の持続的改善を創出するのに十分強いものとはならない可能性があると委員会は依然懸念している」としている。
9月に打ち出した月額400億ドルのモーゲージ担保証券(MBS)買い入れを継続すると同時に、新たに国債を月額450億ドル買い入れるとの方針は、金融市場の予想通りだった。
ツイストオペでは、短期債を売却し同額の長期債を買い入れているが、今回打ち出した国債買い入れにより、FRBのバランスシートは今後さらに拡大することになる。
今回の決定について、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は唯一反対票を投じた。債券買い入れと数値基準の導入の両方について反対としている。
FOMC声明ではまた、失業率は高止まりしており、インフレ率は目標の2%を幾分下回る水準で推移しているとの認識が示された。
さらにFRBは、労働市場の見通しが著しく改善するまで、債券買い入れを継続する方針もあらためて示した。ただ長期資産買い入れプログラムは、利上げ開始よりかなり前に終了する見通しとしている。
11月の失業率は前月の7.9%から7.7%に低下したが、これは主に求職者が職探しを断念したことが要因とみられており、雇用市場の改善とは受け止められていない。
発表を受け、株式市場は上げ幅を拡大する一方、長期債価格は下落した。
アランB.ランツ&アソシエーツのアラン・ランツ社長は「FRBは経済が非常にぜい弱とみており、景気回復を促すためにできることはすべて行っている」と指摘した。

<回復の足取りなお弱く>
FRBは2008年12月にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロ─0.25%に引き下げ、これまでにおよそ2兆4000億ドルの資産買い入れを実施してきた。
こうした異例の措置にもかかわらず、第3・四半期の米国内総生産(GDP)伸び率は年率2.7%にとどまっている。さらに12日公表のロイター調査によると、第4・四半期のGDP伸び率は1.2%と予想されており、ここにきて経済は急減速しているもよう。
これに加え、来年から減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」問題の行方も、企業には重しだ。
バーナンキFRB議長もこれまで、「財政の崖」から落ちれば、米経済は新たなリセッション(景気後退)に入ると繰り返し警告している。
FRBはこれまで、異例の低金利を少なくとも2015年半ばまで維持する公算が大きいとの見方を示していたが、金融政策の方針を具体的な時期に関連させることについては、内部でも抵抗があった。
また、異例の低金利を続ける時期を明示するこれまでの手法には、FRBがその時期まで経済の弱さが続くことを予想しているとのメッセージを送るに等しい、などとして、一部のエコノミストは批判していた。
そのため今回の数値基準導入により、市場が金融政策の行方を正確に見通せるよう経済指標を評価する一助になると期待されている。
またFRBは金融政策の決定にあたり、失業率やインフレ率だけでなく、幅広い指標を考慮することも強調した。
バーナンキ議長は、会見で「数値基準に達したとしても、即座に政策緩和を弱めることにはならない」と指摘。「いかなる単一の指標も労働市場の完全な評価を提供できない。よってわれわれは、労働市場の状況に関するより広い文脈の中で、失業率の変化を検証する」としている。
同日発表された経済見通しでは、2013年の成長率・インフレ率見通しがともに引き下げられた。
失業率は2015年より以前に6.5%に低下することはないと見込まれている。
2013年の成長見通しは2.3─3.0%と、9月時点の予想2.5─3.0%から引き下げられた。
ただロイター調査では、来年の米GDP伸び率は第4・四半期の前年同期比ベースで2.1%(中央値)と予想されており、FRBの予想は民間よりもなお楽観的となっている。
経済見通しによると、当局者は2015年までは失業率が6.5%に低下することはない、と予想している。また、予想期間の間において、インフレ率が2%のターゲットを上回ることはない、と想定している。
長期予想は、失業率が5.2─6.0%、インフレ率(PCE=個人消費支出)が2.0%で、9月から変わらなかった。つまり当局者は、最終的にはインフレを誘発せずに失業率を5.2─6.0%に低下させることが可能、と引き続き考えていることになる。ただバーナンキ議長は、失業率がそこまで低下する前に引き締めを開始する、としている。


バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナがNRW杯(ドイツ)で優勝したことを受け、日本のテレビ局がキム・ヨナ特集を組み報じたところ、日本の視聴者から非難が相次いだ。複数の韓国メディアが11日、報じた。
 報道によると、フジテレビは12月10日に「キム・ヨナ復帰完全検証」と題した特集を放送。NRW杯を通じて1年8カ月ぶりに実戦復帰したキム・ヨナの活躍などを紹介した。
 番組は、キム・ヨナは同大会で201.61点という驚くべき点数を出し、復活度は70%だと伝えた。また、8日に行われたグランプリファイナル(GP)で優勝した浅田真央の196.80点を超える今季世界最高をマークしたと称賛した。
 番組が終了すると、日本の視聴者らはGPで優勝した浅田真央ではなく、自国の選手ではないキム・ヨナの特集を組んだことに激怒。「どこの国の報道局なのか」、「キム・ヨナ称賛一色の特集を報じるフジテレビは直ちに放送やめろ」などと非難した。
 フジテレビは2011年、韓国に関する番組が多いとして、日本の保守系勢力から偏向報道をやめるよう批判を浴びた。

(編集担当:新川悠)

サーチナ


大阪府内に実在する難病の女児への支援をうたった募金詐欺事件で、大阪府警が詐欺容疑で逮捕した5人の中に、女児の親族の男(58)が含まれていることが10日、捜査関係者への取材で分かった。NPO法人役員の中村穣次容疑者(32)らは街頭で集めた数百万円の大部分を私的に使い込む一方、一部を親族の男に渡していたという。府警は親族の男も偽募金と知りながら協力していたとみて、5人の役割分担など活動実態を詳しく調べる。

 捜査関係者によると、中村容疑者らは1年数カ月前から、大阪市内の繁華街や大阪府泉佐野市内で、先天性の難病「骨形成不全症」を患う女児(5)への支援を呼びかける募金活動を実施。多い時には週に5~6日、昼過ぎから4~5時間にわたって活動し、通行人から1日あたり数万円を集めていた。

 また、中村容疑者らが街頭で募金を呼びかける際、あらかじめ府内の警察署で道路使用許可を取っていたことも判明。必要な手続きを踏むことで、正当な募金活動であるかのように装っていたとみられる。

 使用許可を得るには、目的や現場責任者の氏名などを記載した所定の申請書を提出する必要があるが、府警交通規制課は「使用目的が不正かどうかまで、踏み込んで審査をするのは難しい」としている。


11日午前2時5分ごろ、

広島県福山市鋼管町のJFEスチール西日本製鉄所で、溶かした鉄が流れている溝(深さ2メートル、幅1.5メートル)に人が落ちた、と119番通報があった。県警福山東署によると、溝から男性社員(44)とみられる焼死体が見つかった。同署は作業中に誤って転落したとみて、安全管理などに問題がなかったか調べている。

 同社によると、当時、この社員を含む約5人が溶かした鉄を流す作業をしていた。溶かした鉄は1000度以上の熱さという。

【加藤小夜、菅沼舞】


「国民の生活が第一」は10日、代表を小沢一郎前衆院議員から主浜了参院議員に変更する政治資金規正法に基づく届け出を総務相に提出した。

 同党によると、「衆院選期間中のため、解党による不都合が生じないよう一時的に存続させている」という。

 衆院選投開票日の16日をメドに、所属する5人(前衆院議員1人、参院議員4人)全員が日本未来の党に移り、同法に基づく政党ではなくなったという解党の届け出を総務相に提出するとしている。