絶対二回観た方が楽しめる邦画 夏篇 | 炸熱~歌キチ、愛をうたう~

絶対二回観た方が楽しめる邦画 夏篇

タイムトラベル物の映画といって、まず思い浮かべるのは

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですね。

はじめて見たときの感動と興奮は忘れません。

何て面白い映画を作るんだろうと心がワクワクしました。


ふとしたことからマーティ・マクフライ少年がタイムマシンで過去に飛び、

なんと母親に一目ぼれされてしまったからさあ大変!

おかげで自分の存在が消えかかる羽目に・・・・・・。

何とか両親をくっつけようと奮闘するマーティ!

果たしてマーティは両親の仲を取り持ち、元の時代に無事戻れるのか?


あ、そういえばマイケル・J・フォックス元気かなあ?

最近全然うわさ聞かないね。


さて、私が観たのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を彷彿させるが、似ても似つかない作品(笑)。


夏に相応しい楽しい作品でした。


SF研究会の部室で、クーラーのリモコンが壊れてしまったことが

物語の発端。

偶然(実は必然)現れたタイムマシンで壊れる前のリモコンを取ってこようと試みるが・・・・・・。

原作は「ヨーロッパ企画」が上演した舞台劇。

舞台と映画のコラボが新しい世界を生み出す。


とにかく一回観ただけではこの映画の面白さは分からない。

絶対二回は観るべし!


その方が世のため、人のため、あなたのため(笑)。


脚本が素晴らしく良く出来てます。

2回観た方が、「ああ、あそこはこうなっていたのか」「これはこういう意味だったのか」

というのが分かって面白いです。


最初観て、何となく見逃していたシーンが、改めてみると笑えるからあら不思議!

夏を満喫できなかったそこのあなた、この映画を観ればそんな不満も吹き飛びますよ。


タイムマシン物はアイデア次第でどうにでも面白くなる

ということを実証してみせたお手本のような作品!


本広克行監督の遊び心満載の演出も心憎い!

こいつぁ文句なく傑作でい!


ミッション・コンプリート!



サマータイムマシンブルース サマータイムマシンブルース

■ 本広克行 演出作品


○ TVドラマ


悪いこと(1992)


NIGHT HEAD(1992~93)


世にも奇妙な物語/「見たら最後」(1992)


ifもしも(1993)


世にも奇妙な物語/「友子の長い朝」(1994)


世にも奇妙な物語/「追っかけ」(1996)


上品ドライバー


お金がない!(1994)


ヘルプ(1995)


踊る大捜査線(1997~98) <チーフD>


木曜の怪談


アンティーク~西洋骨董洋菓子店(2001) <チーフD>




○ 映画


友子の場合(1996)


7月7日、晴れ


踊る大捜査線 THE MOVIE(1998)


スペーストラベラーズ(2000)


サトラレ


踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003)


踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2


サマータイムマシン・ブルース(2005)


交渉人真下正義


UDON(2006)