毎日筋トレをやろうとしてるんだけどね、続かないんだよね・・・

今日までにこの業務をやってしまおう!  ・・・って一日経ってしまった

朝の時間が大事ってことはわかるけど・・・ でも、布団の中が気持ちいいんだもん!


こんな経験はあなたにもありませんでしょうか?


必要だとわかっているのに、体が動かないというのは、人類誕生以来の永遠の課題ではないでしょうか

(ちょっとオーバーですか^^)


文豪ヘミングウェイは、まだ作品を書いているころ、自分の仕事に対する着手の重要さを言っています。


彼はまず、頭の中でアイデアを練るより、体を引きずり起こして机に座り、ペンを走らせる作業を心がけた

そうです。そうすると、アイデアが浮かんで作品は仕上がるが、何もしていないといいアイデアは浮かばない

ということを言っています。


彼はよい作品を書こうと思うことではなく、机に座ってペンを走らせる作業に集中しました。

もともとやりたいことですから、その状況を作っていれば、人間は勝手に行動をするということですね。


おなかがすいたら、「ああ、ご飯が食べたいなあ」と思うのではなく、定食屋に入りなさいということですね。

そうしたら、おなかがすいているので、迷わず注文して、ごはんを食べますよね。


なるほど、こりゃー楽ちんだ。


筋トレをやろうと思ってるのに・・・ と感じる前に、その場で腕立て伏せの格好をしてみる。

この業務を終わらせたいんだけどなあ・・・ と思う前に、パソコンをあけてみる。

朝の時間が大切だけど・・・ と思う前に、ベッドで3回ジャンプしてみる。


あなたがやるべきことは、筋トレをすることではありません。

この業務を終わらせることではありません。朝の時間を有効活用することではありません。


あなたがやるべきことは、そのための準備をすること。ただ、それだけなんです。

あとは、心がそれをやりたいと思ってますから、体は勝手に動いていきますよ^^


ほら、行動って簡単でしょう。


この魔法は、今すぐ使えますよ!



とあるトップセールスマンは、昔は他人恐怖症で、人と会って話をするだけで顔が
真っ赤になってしまう人間でした。もちろんそんな性格ですから、セールスにおいても
お客様のオフィスの前に来たときに、お客様と会うことが怖く、ドアの前で立ちすくんでいました。
 いつまでもそんな日が続いたある日、彼はそんな自分から抜け出そうと心に決めました。
解決方法を真剣に考え込んだあげく、彼にはひとつのアイデアが浮かびました。

彼は、実は相手にいつも恐怖心を抱いていました。自分よりも肩書きもあれば、経験もある。
何を言われるかわからない、相手は私をどう思っているのだろう・・・などなど。
誰も何も言っていないのに、なぜかネガティブな考えしか浮かばない、こんな経験を
あなたもお持ちではないですか?

彼はその恐怖心を、違う感情に置き換えました。オフィスの前で深呼吸をして、自分に
こう言い聞かせたのです。
  「今から会うKさんは、すました顔でミッキーマウスの耳付き帽子をかぶっている」
また、ある日はこうイメージしました。
  「今から会うSさんは自宅にズボンを忘れ、今日だけ女性のスカートをはいている」

その情景を何度も何度もイメージしました。つまり、恐怖心を笑えることに置き換えた
わけです。そうすると、あら不思議。さっきまでの恐怖心は嘘のように消え去り、お客様に
親近感が沸き、なんとリラックスできているではありませんか!

セールスで一番の難点を克服した彼は、その後売り込む方法を学び、効果的なセールスを
始めました。その後は確実に実績を上げ、業界でも有名なトップセールスマンになりました。

実は恐怖によるイメージが、今までの彼の行動を止めていたのです。彼はそこに楽しい
イメージを組み込んだため、どんどん行動できるようになったわけです。イメージにより
人は行動を変えられるんですね。
これは日常生活でも当てはまることではないでしょうか。
例えば大切な人とケンカばかりの日々。うっかり相手に腹を立ててしまうときがあります。ところが、相手は昨日まで病気で入院していて、その間ずっと相手はあなたに会いたくて仕方がなかった。そして今日退院してきて、あなたに会いに来たという状況であれば、きっとあなたは相手を包み込むような優しさで接するはずです。
                  イメージを変えてみよう      つづく