2012年生まれ
軽度知的障害&痙性麻痺の
新中学一年生
軽度知的障害ならではの
困難さに
試行錯誤しながらの
毎日の記録です
みなさまの情報もいろいろ
参考にさせてください
入学前に聞いていたこと
支援級の分け方(希望で選択する)は
・5教科、支援級で受ける
・3教科、支援級で受ける
・小学校の復習をする
どんな学力(能力)の子も、まずは中学の教育課程でスタートさせるということでした
入学後
特別支援学級在籍、計10名(一年生)
そのうち、ちび姫含め2名のみ、「小学校の復習」クラスに分けられる。
能力的に、高校受験は無理だろうと判断されたのか?ちょっとだけショックは感じつつも、小学校在籍中ずっと希望していた「本人の能力に合った学習」をついに受けられるという安心感も。
国語・数学(算数)
2〜4年生レベルの中から、それぞれの子(2人)に合わせて課題を与えてくれる。
漢字の読みや、一部数学(正の数負の数)など、中学で学ぶ内容も含まれる
数学(算数)は特に、2人で全く違う内容(到達度にあわせて)
理科・社会(地理・歴史)
理科、社会は、中学の教科書用のワークの中で、最も基礎的で簡単なものを選んで、それに合わせた内容の学習。
歴史は特に、覚える言葉が多くて、本人は苦手感が強いが、期末テストはワークがそのまま問題として出されたので、10周くらい取り組んだおかげで答えを覚えてた(問題を解いたというよりは、答えの単語をいつのまにか記憶💦)
英語
ローマ字の復習に始まり、名前や出身地、簡単な単語を書くこと、短いセンテンスを聞き取って合った内容の絵とつなぐ、など
1学期で唯一覚えられた単語の綴りは
twelve のみ
日本語も正確には綴れないので、仕方ない
その他の教科
交流級で、できるだけ支援員もしくは支援級の担任同行で。
本人なりに頑張っているようだが、一緒に期末テストの勉強をして思ったのは
「え?今初めて習うこと?何一つ覚えてないやん!」でした
保健体育(特に保健)、家庭科などは、健康的な生活のために必要かと思いますが、美術・音楽は諦めました
技術は、製図のみ興味を示したので一緒に練習し、あとは諦めました
感想 考察
主要5教科については、難易度がぐっと下がった事で、頑張れば多少結果がついてくる!と、本人のやる気や自己効力感を維持できた。
支援級の中でも、能力別に分けられたことで、取り組みやすい教育課程となったことは有り難かった
一方、小学校時代仲の良かった支援級仲間と離れた環境となり、在籍する支援級が「安心して帰れる場所」ではあっても「イヤなことがあっても気分を切り替えられる」「楽しい気分に戻れる」ところではなくなってしまった
本人も、もう一つの支援級の方でみんなと一緒に勉強したい、勉強が難しくても頑張る、と言うが、現実的には難しい
どんなに長い付き合いでも、仲が良くても、2人きりという環境が続くことのしんどさもあり
問題行動を起こした背景についても、今後も注意してみていく必要がある
体育祭など、交流のクラス単位で活動する機会も、楽しめたようでよかった
新しく友達を作りたかったのに、交流で活動する機会の少なさ、支援級を二分割されたこと、でなかなか叶わず、寂しさを募らせている(?)のではと感じることもある
進学先については、居住地のなかでの可能性のあるところを全て書き出してみると、興味を示してくれる
本人がイメージしやすいよう今後は見学や体験など進めていきたい