2012年生まれ
軽度知的障害&痙性麻痺の
小学5年生
試行錯誤しながらの
毎日の記録です
みなさまの情報もいろいろ
参考にさせてください
ウッキウキで、自主的に準備をすすめ、
「あとはお弁当と水筒だけです!」
と、聞きもしないのに報告してくれるほど楽しみにしていた遠足!でした
隣の市が行き先なので、あまり遠くへは行けませんでしたが、船に乗ったり、地元では有名な美術館、あと海辺の大きな公園でお弁当🍙
学校で聞いてきた予定も、きちんと説明出来るくらいちゃんと覚えてきていました(すごい😍)
夕方、デイから送ってもらったときには、疲れからかデイのスタッフの方曰く「車の中で寝ていました」と
朝とテンションが違いすぎて、「?」となりましたが
本人からは何も言わないので、遠足の話をいろいろ尋ねてみると
「お弁当は一人で食べた」
・・・え?
遠足は班行動で、ちび姫含めて女の子4人の班だったはず
船に乗った時はバラバラで(なんで?)
美術館は班で行動?(ハッキリしない)
公園でのお弁当の時はなぜか一人になり、他にあちこち座ってた女子になんとなく紛れて食べた、と
「お弁当おいしかったよ」
のちび姫の言葉が、なんだか、胸にずきんと響いて
ぼっちランチで,寂しかったはずなのに、作ってもらったお弁当のお礼を言ってるちび姫が無性に愛しくなり、そして寂しさが余計に増して感じました
というか、言葉少なく、ネガティブなことを言いたがらないけれど、表情が明らかにどんよりしていて、私の気持ちも急降下
出来るだけ明るく接しようと、寝つくまではポジティブな言葉がけを心がけましたが
班のメンバーを聞いた時に、少し不安はあったのですが、まさか「ぼっちランチ」になるとは
(メンバー全員の総意なのか?)
ちび姫は、自分自身に問題があると思っているようで
「キョロキョロしたりするのがダメだったのかな」
「一学期に、○○ちゃんに、友だちにはならないって言われた」
と、耳元でコッソリ話してくれた(なんでコッソリなのか?)
今回、自分が車椅子を使ったり、松葉杖をついていて改めて感じたのですが
「目に見えてわかりやすい障害には、手を貸しやすいし、人は優しい」
ということ
目には障害が見えないし、会話もチグハグになりがちな、知的障害者には、どうやって接したらいいのか確かにわかりにくいのかも知れないけれど
保育園や幼稚園から一緒に過ごしてきた、同級生の子どもさんたちでも、
受け入れてくれてるようで実はそうでもない
ということがなんとなくわかってしまって、ちび姫だけでなく私もものすごく寂しく、悲しくなりました
10歳の壁を過ぎ、自分と他人の違いがわかってくる年齢
自分の出来ないこと、苦手なこと(お喋りなど)がわかりつつあるちび姫
そして、健常の子どもさんからもちび姫が「なんか違うよね、へんだよね」と見えているということ
違いは違いとして存在してもいいけれど、そこから絶対にイジメにはなって欲しくない
ちび姫には強くなって欲しいと常々思ってきたけれど、その前に私自身が強くならないといけないわ、と、今さら気づきました(遅すぎるっ)
「学校に行くの、しんどいなぁと思うことないの?」
「うーん・・・学校に着いて、一階から三階まで上がるのが、足がしんどいかな」
わざとボケているのか、私の言っている意味(心がしんどくないか)が理解できていないのか
そして、私はこのまま見守るだけでよいのか?
とりあえず、支援級の連絡ノートには、(中学進学のタイミングまで待たずに転学の可能性もあるので)再度、支援学校の見学が出来ないか確認をお願いする旨記しました
なんというか、心の休まる暇があまりないのが普通なのでしょうか、知的っ子育児って