『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』@京セラドーム大阪に参戦。

今回のツアーで引退を表明している氷室京介の大阪でのラストライブとなる。

セットリストは昨日と少し異なり、アンコール含め全28曲。本編はMC無しで一気に26曲を披露。

昨日の初日公演からセットリスト全体の6割以上がBOφWYナンバーであったことからネット上では賛否両論あったようだが、実際に参戦してみると大満足の一言。

少し苦しそうに歌う姿には心配してしまう事もあったが、そこはやはりプロである。

自ら満足できるベストパフォーマンスが出来ない事で引退を表明しているだけあって、オーディエンスに対する真摯な姿には胸を打たれた。

私自身はBOφWY時代よりもソロになってからの方が好みなのだが、やはりBOφWYナンバーは盛り上がる。それは認めざるを得ない事実である。

一曲目から大合唱の「DREAMIN'」、お馴染みの「ONLY YOU」「MARIONETTE」など。

今の氷室が歌い上げる時代を感じさせない名曲の数々は多くの観客の心に残り続けるに違いない。

氷室京介がシンガーとしてのラストツアーで選んだセットリストは自身のキャリア全ての中での選曲であり、結果的にドームツアーとなった事で多くの観客を満足させる事を優先したものになったのだと感じた。

キャリアが長ければ長いほど、全ての観客を満足させるセットリストなど存在しない。

ファンそれぞれのベスト選曲はプレイリストで我慢していただくとして、生身の氷室京介が今回の「LAST GIGS」で伝えたかった物をまずはしっかりと受け止めたいと思う。

それにしても氷室京介には「カッコ良い」以外の形容が思いつかないなと改めて感じた。

立ち姿、振る舞い、歌声、年齢を感じさせないビジュアル、全てにおいてとにかくカッコ良かった。こういう人間をカリスマと言うのだと心から思えた瞬間であった。

しばらくはヘビロテ確定である。

4/24 セットリスト

1.DREAMIN'

2.RUNWAY TRAIN

3.BLUE VACATION

4.TO THE HIGHWAY

5.Baby Action

6.ミス・ミステリー・レディ (VISUAL VISION)

7."16"

8.WELCOME TO THE TWILIGHT

9.LOVE & GAME

10.IF YOU WANT

11.LOVER'S DAY

12.ダイヤモンド・ダスト

13.CLOUDY HEART

14.PARACHUTE

15.WARRIORS

16.NATIVE STRANGER

17.SUMMER GAME

18.RENDEZ-VOUS

19.BEAT SWEET

20.B・BLUE

21.Marionette

22.ONLY YOU

23.PLASTIC BOMB

24.WILD AT NIGHT

25.WILD ROMANCE

26.ANGEL

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27.The Sun Also Rises

28.NO. NEW YORK