それは連休の初日に起きました。
曇り空の朝、信号機がある交差点に青信号で進入すると…
突然、左側から目の前に乗用車が進入してきました!
交差点の角には木が植えてあって見通しが悪く、感覚的には車が出現→即衝突でした。
とにかくブレーキを踏みましたが止まれず、相手の車の側面(運転席)に衝突しました。
そして交差点の中央から右奥へ押し出す形で停止。
これは相手を救護した後に撮影した事故現場の写真です。手前が私の車、奥が相手の車です。
見ての通りバンパーは脱落し、ボンネットは大きく変形して事故の衝撃を物語っています。
天候は曇りでしたが路面は雨で濡れていました。またタイヤは冬季なのでスタッドレスでした。
衝突の直後エアバッグが開いてくれたお陰で、私はすぐに動けました(この時は痛みの自覚なし)。
そして降りて相手の車へ近づくと、運転席で前を向いたまま震えている女性の姿を確認。
意識がある事を知り少しだけ安堵しました。
しかしドアを開けようとすると、ロックがかかっていて全てのドアが開きません。
次にガラス越しで「大丈夫ですか?ロックを解除してもらえませんか?」と何度も声をかけました。
しかし事故の衝撃で動揺しているのか、ずっと前を向いたままで反応がありません。
これでは救護が出来ないと思い110番通報をしようと思った時…
事故に気づいた現場近くの会社から数名の方が駆けつけて救護に当たって下さいました。
世間は休日なのに営業していました。とても助かりました。
早速、救護活動をお願いして私は警察へ連絡。
しかし電話中に相手の様子を確認すると…
何と気を失ってしまい、うなだれています。
警察へ救急車の手配も依頼して到着を待ちました。
交通事故②へ続きます。