今日は、「耳」の話。
「おばあちゃんったら耳は遠くなってるはずなのに、聞かれたくない話に限って聞こえる地獄耳なのよ~~」
なーんて、ホームドラマのワンシーンのようですが。
実際、このような経験をしたことがありませんか?
私の祖母も、母と私がコソコソっと話した時に限って「なに??」と食いついてました(;^_^A
でもこれ、、、実は根拠があるんです。
人間の可聴域は周波数20~20000Hz(ヘルツ)と言われています。
聴力検査で検査する周波数は、125~8000Hz。
私も臨床検査技師として数えきれないほどの聴力検査を行っていたのでよくわかりますが、高齢者になると、4000Hz以上の高音域の聞こえが下がっていきます。
これが加齢性難聴。
30代にもなると、10代の若者が聞こえる超高音「モスキート音」(蚊が飛ぶような音)が聞こえなくなりますよね。
このように、人は少しずつ高音から聞こえなくなっていくわけです。
あまり人に聞かれたくない話は、ヒソヒソと低い声で話しませんか?
これだと、お年寄りに聞こえてしまいます。
そして、耳の遠いご老人に
「おばあちゃーん、〇〇の時間ですよ~~」なんて声をかける時は、自然に高い声になっていませんか?
これだとお年寄りは聞こえずらいです。
お年寄りに話しかける時は、出来るだけ低い声で話しかけましょう。
そして、聞かれたくないヒソヒソ話は、高い声で話しましょう(笑)
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