ハチ・アリ
このページでは、このご近所で出会ったハチや、アリの仲間を紹介しています。 ただし、箕面の虫たちで紹介した、アリと一部重複しています。
また、ミツバチについては、別ページ「ミツバチの逆襲」をご覧ください。
フタモンアシナガバチ
人家の近くでもよく見かけるキアシナガバチより一回り小さいハチです。キアシナガバチが小家族で巣を作るのに対し、 かなり大きな集団で横に広がる巣を作ります。
あまり攻撃的ではありませんが、メスは尻には毒針を持っています。

(2009.05.23 わんぱくひろば)
(2009.05.23 わんぱくひろば) 腹部の胸に近いところ(第二腹節)に、左右対称に黄色い紋があります。
アシナガバチの巣
(2009.08.04 自宅付近) 多分、キアシナガバチの巣でしょう。自宅近くの路上に落ちていました。 かなり以前に放棄された巣だと思われます。
キアシナガバチ
(2009.08.16 吹東公園) 近くの吹東(すいとう)公園にいました。
(2009.08.16 吹東公園) 長い間、草の茎の回りを這い回り、何かを探しているようでした。
ハグロハバチ
(2009.05.21 わんぱくひろば) ハバチの仲間は、胸と腹の括れがアシナガバチのように細くありません。
(2009.05.21 わんぱくひろば) 別のハグロハバチです。成虫が何を食べるのか調べましたが、分かりませんでした。
ハグロハバチの幼虫
ハグロハバチの幼虫です。安威川の護岸で、紅い花の写真を撮っていると、偶然 視野に入っていました。
ハグロハバチの幼虫は、ギシギシの葉を食べます。
(2009.05.21 安威川・護岸) アシナガバチやスズメバチ、ミツバチなどは、巣を作って卵を産み、親が幼虫に餌を与え育てますが、 ハバチの仲間は、蝶や蛾のように卵を産んだら後は知らん顔です。
幼虫は、脱皮を繰り返し大きくなりますが、最後に土に潜ってサナギになります。
5日ほどでサナギから孵り、成虫となり飛び立ちます。
ギシギシの葉を食べるのは、ハグロハバチの他には、ベニシジミの幼虫がいます。
クロハバチ?
(2009.07.30 自宅) 我家の雨水受けに浸かっていたのを救出しました。ぬれた体を乾かすように、 しきりに尻を上げる動作を繰り返しています。
(2009.07.30 自宅) まだあまり乾いていなかったのですが、近所の木の葉の上においてあげました。
しばらくして見に行くと、もう居ませんでした。クロハバチだと思うのですが、よく分かりません。
ツヤハナバチの一種
(2009.05.25 京都・御所) 京都御苑のタンポポの上に居ました。キオビツヤハナバチだと思います。
(2009.05.25 京都・御所) このツヤハナバチは、体中花粉だらけにしながら、タンポポの花びらまでかじってしまったのでしょうか。
クマバチ
(2009.06.09 吹東公園) ずんぐりした体の、大きなハチです。よく花が咲いている木の上などをホバリングしています。
(2009.06.09 吹東公園) 細く深い花は、花の根元に穴を開け、蜜だけを頂戴するため、花粉は媒介しないといいます。
花にとっては蜜だけ盗む、迷惑な存在かもしれません。
クロオオアリ
(2009.04.12 万博記念公園) 1cmぐらいの大きな真っ黒のアリです。万博記念公園の広場で見かけました。
写真左上に、巣穴があり、頻繁に出入りしていました。
クロオオアリは、虫の死骸など食べますが、クロシジミの幼虫を育てて幼虫が出す蜜も食べるそうです。
クロオオアリは、虫の死骸など食べますが、クロシジミの幼虫を育てて幼虫が出す蜜も食べるそうです。
(2009.09.22 末広公園) クロシジミ以外に、ルリシジミ,ムラサキシジミ,ジョウサンシジミとも共生関係にあると言われています。
右は、ヒロヘリアオイラガの幼虫に手を出そうとするクロオオアリです。アオイラガは、毛の先から毒液を出すので、 なかなかし止められないのか、しばらくしてどこかへ行ってしまいました。
右は、ヒロヘリアオイラガの幼虫に手を出そうとするクロオオアリです。アオイラガは、毛の先から毒液を出すので、 なかなかし止められないのか、しばらくしてどこかへ行ってしまいました。
トビイロシワアリ?
(2009.09.22 末広公園) だと思います。クロオオアリよりふた回りほど小さいアリです。
ヒロヘリアオイラガの幼虫に手を出そうと集まってきましたが、アオイラガは、毛の先から毒液を出すので、 なかなかし止められない様でした。
ヒロヘリアオイラガの幼虫に手を出そうと集まってきましたが、アオイラガは、毛の先から毒液を出すので、 なかなかし止められない様でした。
ツヤクロヤマアリ?
(2009.07.31 吉志部神社) 吉志部神社の裏山の路上で見かけたツヤのある黒いアリです。
大きさは、クロオオアリの半分くらいですが、大勢で群れを成してミミズを襲っています。
ツヤクロヤマアリかと思うのですが、大阪付近に分布しないとした文献もあります。
大きさは、クロオオアリの半分くらいですが、大勢で群れを成してミミズを襲っています。
ツヤクロヤマアリかと思うのですが、大阪付近に分布しないとした文献もあります。
働き者のアリの様子は、動画でどうぞ。
ムネアカオオアリ
(2009.08.04 箕面) 箕面の教学の森にいました。胸の赤い大きい(約1cm)アリです。 山地の林に多くいて、朽木の内部や木の根元などに巣をつくります。
(2009.08.04 箕面) 小さいアリによく見られる様な集団での行動はせず、単独で行動します。
アブラムシの出す甘い汁を集め、アブラムシの天敵がやってくると追い払い、アブラムシを守るそうです。