FEP(フロントエンドプロセッサー)

前処理を行う機能または装置」という意味。


例)
端末からのデータのコードチェック及びコード変換を行い、データ中にある業務識別コードに応じて、データを各サブシステムに振り分ける

ディスクアレイ(Disk Array)とは、複数のハードディスクを論理的にひとつにまとめること。速度・容量・信頼性を高めるために特別な技術および製品群を用いる。


関連:パリティディスク
データディスクの各ビットに対する排他的論理和を記憶しておき、いずれかのドライブがダウンしたときに自分自身も含めて、残ったデータディスクと排他的論理和を取ることにより、ダウンしたドライブのデータを復元するためのディスク。




コンピュータにおいて、古典的でかつ現在も利用される同期機構の一種。


資源を使いたいタスクはP操作を行う。 P操作はセマフォ変数が0でなければ1減算し資源を使う。 0なら他のタスクが使用中なので待ち状態となる。 資源を使い終わったタスクは、V操作を行う。 V操作はセマフォ変数を1加算することで他の待ち状態のタスクに資源を明け渡す。

応用例としてデータベースへの多重アクセス回避手段として用いる。


【使用例】
同時に5つのアクセスにしか応答できないサーバがあった場合、そのサーバを呼び出すプログラムに初期値5のセマフォを予め作成しておく。

サーバにアクセスする処理があった場合は以下のように組み立てる。


セマフォに対してP操作を行う
サーバにアクセスし処理を行う
セマフォに対してV操作を行う

こうすることによって、この処理を行うタスクやスレッドが複数発生したとしても、サーバにアクセスしようとするものは常に5つを超えないようにできる。 6つめのタスクがこの処理を開始しても、P操作のときセマフォの値が0になっているため、そのタスクは待機状態になるためだ。このタスクはどこかのタスクがV操作を行うと再開する。