おしっこが出るようにならなかったらどうしよう…
1日一回から、トイレに座る練習が始まったものの、基本排泄は導尿と摘便
私の中で不安が膨らんでいました。
豆カレーさんに何度も
「出なかったらどうなるんですか?」
と不安になり聞いていた気がします。
豆カレーさんは
「大丈夫よ。神経が繋がってくれば出るようになるから。もしも出ないときはお薬を使うっていう手もあるから。でもね、出るから大丈夫
あんまり気にしてないほうがいいよ
」


と言ってくれました。
6月12日にリハビリ病院に転院してきてから、もう7月の末になろうとしていました。
私は不安のあまり、自分の母や旦那のお義母さんにまで、電話でまだ排泄が自力で出来ないことを話していました。
私の母も
「大丈夫だよ。出るよ」
と言ってくれて、旦那のお義母さんは
「ちびまんじゅうちゃんね、私のこういう予想は当たるから、大丈夫。8月に入ったら多分出るようになるよ。もう少しの辛抱だわ」
と励ましてくれました。
そして8月に入ってすぐ、3日だったかその辺り。
いつものように便座に座らせてもらい、看護師さんが一旦トイレを離れたとき
チョロチョロチョロ~
(汚くてすみません
)






自尿が出ても、便器に直接してしまうと、出たか出ないかもわからないし、どれくらいの量かもわからないので、名前を忘れてしまいましたが、便座の上に置く受け皿のようなものをつけていました。
自尿が出ていればそこにたまっているはず。
私、はやる気持ちを押さえて全力でトイレのナースコールを押しました。
いつも通り、看護師さんが、
「ちびまんじゅうさん、終わった?」
という感じで来てくれたので、私は興奮気味に
「何か出た
」

看護師さん
「どれどれ」
受け皿のようなものの中を確認
「

出たー

」






看護師さんが見せてくれて、ほんの少しですが、おしっこが出ていました。
そこからは嬉しくて興奮していてあまりよく覚えていないんですが、確か看護師さんたちが集まってきてくれて、みなさん自分のことのようにとても喜んでくださって、とても嬉しかったのを覚えています。
大袈裟じゃなく本当に、みなさんとても喜んでくださって、自分にとてもいいことがあったかのようなうきうきした顔で代わる代わる私に
「おめでとう
」

と言ってくれたのがとてもとても嬉しかったです。
食事のときも、転院してきた日の夜勤だった男性の看護師さんYさんが食事を配膳しながら、これもまた本当に満面の笑みで私に
「おめでとうございます
笑

ごめんね、デリカシーないよね笑
」ニヤッ

と言ってくれました笑
まだまだ病前のように自然に出せるわけではなく、かなり踏ん張ってお腹に力を入れないと出なかったのですが、お義母さんの予想が当たりました笑
そして、私の回復を自分のことのように喜んでくれる看護師さん、介護士さん、リハビリのスタッフの方々が本当にありがたいなあと思いました。
そして次の日だったか、メタル先生が診察に来てくださったとき、
先生「なんか出た?」
私 「はい」
会話はそれくらいでしたが、先生も喜んでくれているように見えました
笑
