導尿について、悩んだりイライラしたり、モヤモヤしたりしていた私は、リハビリのときに自分の気持ちをツンデレ美人さんに話してしまいました。
すると、ツンデレ美人さんはすぐに私がどう思っているかなどを豆カレーさんに伝えてくれました。
そして、豆カレーさんから
「ちびまんじゅうさんの導尿の回数を見てみたんだけど、1日だいたい10回くらいなの。そんなに異常に多いってほどじゃないのよ。それにね、普通に私たちだって、したくなくても、これから会議があるからトイレに行っとこうかな、とかそういうふうにトイレに行ったりするでしょ。だからリハビリとか食事の前に、ちびまんじゅうさんが導尿してほしいっていうのもわかるから。
だからこれからは時間は今までのように決めておくけど、尿意を感じた時に言ってくれれば、時間とか関係なく導尿しましょう。他の看護師にもそうするように伝えておきますので安心してくださいね。」
と言われました。
私は一気に安心しました。
それからも尿意を感じることは頻繁にありましたが、ツンデレ美人さんは、
「別にリハビリ中だからとか考えなくていいから、導尿してほしいって言うときは看護師さんに伝えるから部屋に戻ろう」
と言ってくれていたし、モンブランさんも私の尿意を気にかけてくれていたので、それまでよりは安心してリハビリをすることができるようになりました。
恥ずかしい話ですが、それまでしばらくの間、手のリハビリ中に尿意で気が散ると私はリハビリ中にも関わらず、モンブランさんにお笑いの話をしたり、携帯でお笑いの動画を出して
「ねえ、これ知ってる?面白いから見て」
と言って、リハビリをさえぎって、そのままその場で一緒に見たりしていました。
今思うと、子供か?せっかくリハビリしてくれてるのに失礼だろ、バカか
と思うけれど、そんな私にモンブランさんは何も言わずに付き合ってくれて、それどころか一緒に笑ってお笑いの話をしてくれたりしていました。

リハビリで車椅子に一時間くらい座る→尿意が心配になる→尿意を感じる→落ち着かなくなりリハビリに集中できない
しばらくの間、このループにはまっていた私には、モンブランさんが、尿意から気をそらすことにつきあってくれたことは、とてもありがたかったです。