リハビリ室に行くと、たくさんの患者さんがリハビリをしていました。
リハビリ室は、主に手のリハビリを行う部屋と足のリハビリを行う部屋の二つがありました。

ツンデレ美人さんは足のリハビリの先生なので足のリハビリの部屋の方へ。

車椅子を押しながらツンデレ美人さんは私の方に手をやり、

「ちびまんじゅうさん、よろしくね」

とリハビリのスタッフの方たちに私を紹介しながら部屋を一周しました。みんなにこにこしながら挨拶してくれました。
スポーツジムにあるようなものから、見たこともないような機械までいろいろあり、みんな真剣な顔でリハビリをする患者さんたちが目に入ってきました。

もちろん、全員ではありませんが、みんな機械を使ってトレーニングしたり、バランスボールに乗ったり、歩行器や杖を使って歩いていたり、車椅子から平行棒に捕まって立っていたり

みんなすごいな、私もいつか、こういう機械も使えるようになるのかな…ああやって早く、歩いたり動けるようになりたいな

最初の感想はこんな感じでした。
その日は私のお披露目だけで、部屋に戻ってリハビリをしたような気がします。