リハビリ病院では、当時寝たきりの私でも、火曜日と木曜日はお風呂に入れてもらえました。
座って浴槽に入れる人は火曜、木曜、土曜でしたが、私は土曜日はベッドの上で体を拭いてもらいました。

そしてこれも担当看護師さんの計らいで、
「ちびまんじゅうさんはまだお若いし、旦那さんもいらっしゃるので、完全にというわけにはいきませんが、お風呂やオムツなどの介護をすることに関しては、看護師や介護士さんを女性にお願いすることもできますよ。ただ、人手が足りないときなどは男性でも我慢してもらうことにはなるので、そこは了承してほしいんですが」
と言ってもらえたので、お願いすることにしました。


リハビリ病院での初めてのお風呂は、寝たまま入れるお風呂でした。

お風呂に入れることも楽しみにしていたのですが、お湯の中に入って気づいたのは

首回りしか、お湯の温かさを感じない滝汗滝汗滝汗

顔も少し熱い感じはしましたが、手や足は温度を感じませんでした。

それと、私は、介護士さんが忙しそうに流れ作業のようにお風呂に入れてくれるのかなと思っていたのですが、

「どう?何日ぶり、何ヵ月ぶりのお風呂でしょ?ゆっくり温まってね。出たくなったら言ってくれればいいから」

と言ってもらえたので、緊張していた気持ちが和らぎました。

喉にはまだ、カニューレが入っていたので、そこは濡れないようにカバーを被せてもらっていたので、すっぽりとはお湯につかれず、肩が少し出ていたのですが、湯船に入っている間ずっと介護士さんが冷えないようにと手桶でお湯をかけてくれていました。
久しぶりにゆっくりとお風呂に入りました。

体も頭も綺麗に洗ってもらい、着替えさせてもらい、髪も乾かしてもらって、本当にありがたいなあと思いました。