夜間の無呼吸はだいぶ落ち着いてきて、寝ているときに看護師さんに起こされることはなくなってきました。
時々はありましたが、担当の看護師さんが、ちびまんじゅうさんは無呼吸になっても、ちゃんと自分で無意識に起きていて呼吸が戻るから大丈夫、と他の看護師さんに伝えてくれていました。
そして、口のリハビリでは、小さなゼリーを食べるところまで進みました。
久しぶりに食べましたが、ちゃんと味はわかりました。
でも…
すごく小さいゼリーなのに一口二口食べただけで、なんかちょっとお腹が苦しくなる…
リハビリでは、それから3日くらい大きさを変えてゼリーを食べました。
「飲み込みもちゃんと出来ているし、食事を鼻からじゃなくて、口から少しずつ食べましょう」
いよいよ口から食事ができることになりました。
「明日のお昼からやってみましょう」
私はとっても楽しみになりました。
足は相変わらず全く動かず、ツンデレ美人さんにマッサージしてもらっていても、ほとんど感覚がありませんでした。
ただ、リハビリ病院に来たあたりから、足に違和感を感じるようになりました。この違和感は手も同じ感じだったのですが、ピリピリ痛いような、火照って熱いような感覚が強かったです。
私はまだ寝返りが打てなかったので、大学病院の時と同じように、体の向きを変えてもらっていたのですが、この違和感のため、当時は一時間同じ体制でいることもしんどくなっていました。
別に、体の向きを変えてもこの違和感は治まらないのだけど、一瞬だけ楽になるような気がして、ナースコールしていました。
看護師さんや介護士さんたちは、向きを変えてもすぐにナースコールしてしまう私に、何も言わずに向きを変えてくれました。それどころか、毎回、シーツのシワまで綺麗に直してから向きを変えてくれる方もいました。本当にありがたかったです。
旦那が週末泊まりに来てくれて、夜いろいろ話したりしていても、実は私はこの違和感が辛くて、話しに集中出来ないときもあったし、イライラして
「足が辛くて眠れない
」

と旦那に当たってしまうこともありました。
もちろん、夜もあまり眠れず、違和感から抜け出したくて、夜中にもナースコールしていました。
リハビリは少しずつ、リクライニングできる車椅子に乗ってからやるようになりました。
最初は、男性を中心に、寝たままの私を4人がかりで乗せてくれていました。
違和感もそうやって少し体が動かされたり、リハビリでマッサージしてもらうとやはり楽になるような気がしていました。