✳️萩尾望都 ●=絶対読んで欲しい ◎読んだ方がいい ◉=読んで損なし

 

花の24年組の代表選手と言われる少女漫画家または手塚治虫の女性版と言われています。

本当に凄い、絵も素晴らしいけど、練りに練られたストーリーが凄まじい、下手な小説なんか蹴り飛ばすまさにストーリーテラー。海外で日本人はSFを描けないと言われてたみたいですが、この人の漫画読んでから言えと言いたい。 

 

●銀の三角

萩尾望都の漫画ではポーの一族や半神が凄い人気らしい。確かにこれらの作品は素晴らしいのだけど、私は真っ先に来るのがこの銀の三角です。

どう説明したらいいのかw?主人公序盤で殺されクローンで蘇るが、違う人間の記憶が同時に導入され2人分の記憶が混じり別の人格が出来上がリ放浪者となる。再度クローン制作され主人公が蘇えり物語が動き出す。しかし中盤以降になって放浪者の主人公が意外な形で絡んできます。物語は過去現在未来の縦糸と果てしない空間に点在する星々の横糸で織りなす不思議なSF。多分2、3回読むぐらいじゃ理解不能かも

 

●百億の昼と千億の夜

萩尾先生にしては珍しい原作付き。光瀬龍先生の同名小説の漫画化作品です。

コレ読んだ時、私は多感な10代でした。正にカルチャーショック!神というものに対しての捉え方が180度変わりました、神とは何か?人間とは何か?地球とは宇宙とは…そういう漫画です。

消滅へと向かう宇宙、それを食い止めようとする阿修羅、シッタータ、オリオナエ。「何故神を信じる、あやつらは彼岸の向こうから来た者だぞ!」「弥勒と敵は連んでいるのだ」彼らが言ったこの言葉。確かに!と、めちゃくちゃ刺さりましたw

 

●残酷な神が支配する

凄い怖い漫画でした。一度読んでから、敷居が高すぎてもう一度読む気になりません。

主人公の少年は母親の再婚相手からレイプされ、それからその関係を強制される日々が続く。義理父は背が高く威風堂々の中年男性で、力で敵う相手ではない。しかも社交的で優しげな紳士という仮面の下にあるのは、弱い者を徹底的に踏みつけ痛めつける変態とも言えるサディスト性。逃走しようにも最愛の母親を盾にされそれもできず、くるしさにたえかね少年は事故に見せかけ義理の父を…マジ怖かった!主人公も怖かったろうなぁ…毎晩来るんですよ、行為中に気を失う迄首締める変態が!読まれる時はトラウマになる可能性も考慮した上でお読みください。