我が家は 洗濯カゴが2つある
1つはズボンや靴下などの汚れ物用
もう1つは肌着など直に肌に触れるきれい物用
(靴下も肌着も汚れ物ではあるが……)
子どもたちが幼い頃
黄色いカゴと青いカゴへの分別を繰り返し教えた
正にいわゆる「我が家ルール」である
保育園時代の山のような洗濯物も
小学校時代の砂まみれの洗濯物も
ずっと見守ってきてくれていた2つのカゴ
ところが 子どもたちが大きくなり
この「我が家ルール」が崩れてきていた
どうやら分別が面倒くさいようで
適当に洗濯物を放りこまれる日々
小さな頃の「習慣」は
日々の「面倒くさい」に負けた
我が家は夫が昼間に使った
自分の汚れ物をすぐに洗いたいため
タイミング的に夫が洗濯機を回すことが多い
夫は
細かいことを気にしないたちなので
放られた洗濯物も何も言わずに
洗ったり カゴに入れ直したりする
こうして「我が家ルール」が消滅していく
ルールとは家族の生活の 変化とともに
変わっていくものと 思うようにする
昨夜 息子が友達との旅行から帰宅
夜遅く ガサゴソと洗濯物を出す音が聞こえる
「ねぇ。黄色いカゴどこ?」
息子に呼ばれる
そういえば 昼間洗濯物を干した時
ベランダに置きっぱなしだった
朝起きて見ると
汚れ物と きれい物が
ちゃんと2つのカゴにおさまっていた
ここ数年 なかったことにされていた
我が家ルール
息子の中に ちゃんと残っていたらしい
洗濯物が分別されていたことよりも
息子の中に
「幼い頃の習慣が残っている」という事を
感じることが
ただそれだけのことが
こんなにも愛おしく 嬉しいことだなんて
知らなかった
だから あなたの親はやめられない
いつもありがとね