3連休...。でも私には特別感はない。なんせ今月は東京検診の旅が2回もあるので、それだけで時間的にも財政的にもね....。東京検診の旅・第一弾で感じたことは沢山あるが、ここに書き記す前に忘れてしまいそうだ。
では早速、インプラント術後2年検診の診察内容について。
■エコー検査:問題なし
前回の記事で触れたように、エコー検査で何を確認しているのかを形成主治医に訊くのを忘れた。多分、シリコンの位置・破損・被膜拘縮をチェックしていると思われ。
■脂肪生着率:流れたがそれでもマシ(脂肪注入は1年10ヶ月前)
「シリコン乳房上部内側に注入した脂肪が殆ど流れたためか、上部内側あたりは皮膚がぴたっとくっ付くような違和感が増している」と主治医に訴えた。脂肪の生着状況については、1年前から変わっていないと思うが、主治医の脂肪生着に関する反応・見解はその時々で微妙に異なる。「注入した脂肪はそれなりに流れ落ちたが、それでも脂肪注入前に比べればマシ」が私の現状だと思う。
今回は私が「脂肪はかなり落ちたと思う.........」と切り出したためか、「落ちたけど、それでも注入前よりかなりマシ。注入前はデコルテの凹み凄かったし....」と慰める?ような発言が主治医から続いた。シリコン乳房上部内側の生着率が最も悪く1箇所軽いリップリングが出現していること、最も脂肪が生着してほしかった場所(乳がん手術後、脂肪が殆ど残っておらず、脂肪が生着する環境条件が悪い場所)は脂肪生着率が低く、「ここは生着しなくてもいいかな....」という環境条件がいい場所は脂肪生着率が高い、というセオリーを私の症例で改めて確認した。
■2回目の脂肪注入:私が希望するならば.....
話の流れ・展開から、「私が希望するなら2回目の脂肪注入をするよ。考えておいて!」という提案が主治医からあった。下腹部には有難いことに今のとこと採取する脂肪はないので、次は腰あたりの脂肪を採取することになるらしい。「私は瘢痕拘縮形成手術より脂肪採取・注入の方が辛かったので多分2度目はないです」と返した。
参考として「エキスパンダー挿入により大胸筋が引き延ばされ薄くなる。インプラント手術から2年経って大胸筋も少しは状態がよくなっているから、今度脂肪を注入したら生着率が上がる?」と聞きかじった情報を主治医に確認してみた。「大胸筋というよりも、生着した脂肪が新たに注入される脂肪の生着率を上げてくれる。脂肪がある所に脂肪を注入すると生着率が上がる」といういつもの回答が返ってきた。
■再建乳輪乳頭:問題なし
1年前に皮膚立ち上げにより再建した乳頭、及び今年4月に刺青により再建した乳輪は問題なしとのこと。乳頭が少し低くなり、乳輪の色が少し薄くなったように私は感じているが、「だからこうしいたい!」という希望が私にはないので、乳輪乳頭についてはサラッと流した。主治医は「刺青の色が濃すぎずいい!」と言っていたが、私は「ちょっと薄いでしょ?」と思っていた。
■傷痕:これ以上目立たなくなることは期待できない
「傷痕附近の皮膚に軽い色素沈着があり、それが傷痕みたいな感じで少し目立っているが、傷痕自体は赤味が全くなく白い状態。とても綺麗。なのでこれ以上傷痕が目立たなくなることは期待できない」と主治医。私が考えていた通りの答えだった。「先生がさ、脇下ではなく、こんな場所(乳房上部外側?中心?)に乳頭再建用の軟骨を埋めたからさ.....その附近の皮膚の色素沈着がさ.....」とチクリと言ってみた。インプラント手術時に開けた一番外側の場所がその場所、といった理由があるのは分かっていたんだけどね。
■皮膚は育つ!?
乳がん手術により残された皮膚・皮下組織がかなり薄く、再建に苦労した私。主治医がシリコン乳房のある部分の皮膚をつまみ「結構育って厚くなってきているな、もっと薄い人は沢山いる....」と呟いた。主治医は「育つ」ではなく医学的に正確な表現を使っていたと思うが忘れた。これにはちと驚いた!また、主治医から「つままれて大丈夫?痛くないの?」と訊かれた。つままれた部分が再建乳輪乳頭のすぐ下だったので、残念ながら痛さは殆どなかった。「このあたりと、このあたりまでは感覚が戻っているが、このあたりはあまり....」と私が説明すると、「これぐらいの大きさだと、中心部の感覚は2年でも....」と主治医は症例観察のような反応をしていた。
乳がん手術から3年、インプラント手術から2年が経過すると、患側上腕の違和感も痺れなどの明らかに違う症状がない限り訴えなくなってしまった。これに限らず、他の細かいことも同様。自己判断がある程度つくようになったし、「訴えたところで....」という一種の諦めと慣れもある。主治医も私に関しては「何かあれば騒ぐ!すぐに訴えてくる!」と思っていて、あまり訊かない.....。
形成主治医は私の福岡の乳腺外科主治医と親しく信頼もしていて、「シリコン乳房のチェックのためだけに東京に来てもらうような状況だったらそれは申し訳ない。福岡の乳腺外科主治医にシリコン乳房をチェックしてもらうだけで十分」という発言があった。形成外科主治医が福岡の乳腺外科主治医を信頼している事実だけで安心感あり。相変わらず、雑談中心の診察だった。まぁ、その雑談から学ぶことは多いんだが。
今日のオマケはまた上空からそしてちょっと遠目から見た富士山。

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■脂肪生着率:流れたがそれでもマシ(脂肪注入は1年10ヶ月前)
「シリコン乳房上部内側に注入した脂肪が殆ど流れたためか、上部内側あたりは皮膚がぴたっとくっ付くような違和感が増している」と主治医に訴えた。脂肪の生着状況については、1年前から変わっていないと思うが、主治医の脂肪生着に関する反応・見解はその時々で微妙に異なる。「注入した脂肪はそれなりに流れ落ちたが、それでも脂肪注入前に比べればマシ」が私の現状だと思う。
今回は私が「脂肪はかなり落ちたと思う.........」と切り出したためか、「落ちたけど、それでも注入前よりかなりマシ。注入前はデコルテの凹み凄かったし....」と慰める?ような発言が主治医から続いた。シリコン乳房上部内側の生着率が最も悪く1箇所軽いリップリングが出現していること、最も脂肪が生着してほしかった場所(乳がん手術後、脂肪が殆ど残っておらず、脂肪が生着する環境条件が悪い場所)は脂肪生着率が低く、「ここは生着しなくてもいいかな....」という環境条件がいい場所は脂肪生着率が高い、というセオリーを私の症例で改めて確認した。
■2回目の脂肪注入:私が希望するならば.....
話の流れ・展開から、「私が希望するなら2回目の脂肪注入をするよ。考えておいて!」という提案が主治医からあった。下腹部には有難いことに今のとこと採取する脂肪はないので、次は腰あたりの脂肪を採取することになるらしい。「私は瘢痕拘縮形成手術より脂肪採取・注入の方が辛かったので多分2度目はないです」と返した。
参考として「エキスパンダー挿入により大胸筋が引き延ばされ薄くなる。インプラント手術から2年経って大胸筋も少しは状態がよくなっているから、今度脂肪を注入したら生着率が上がる?」と聞きかじった情報を主治医に確認してみた。「大胸筋というよりも、生着した脂肪が新たに注入される脂肪の生着率を上げてくれる。脂肪がある所に脂肪を注入すると生着率が上がる」といういつもの回答が返ってきた。
■再建乳輪乳頭:問題なし
1年前に皮膚立ち上げにより再建した乳頭、及び今年4月に刺青により再建した乳輪は問題なしとのこと。乳頭が少し低くなり、乳輪の色が少し薄くなったように私は感じているが、「だからこうしいたい!」という希望が私にはないので、乳輪乳頭についてはサラッと流した。主治医は「刺青の色が濃すぎずいい!」と言っていたが、私は「ちょっと薄いでしょ?」と思っていた。
■傷痕:これ以上目立たなくなることは期待できない
「傷痕附近の皮膚に軽い色素沈着があり、それが傷痕みたいな感じで少し目立っているが、傷痕自体は赤味が全くなく白い状態。とても綺麗。なのでこれ以上傷痕が目立たなくなることは期待できない」と主治医。私が考えていた通りの答えだった。「先生がさ、脇下ではなく、こんな場所(乳房上部外側?中心?)に乳頭再建用の軟骨を埋めたからさ.....その附近の皮膚の色素沈着がさ.....」とチクリと言ってみた。インプラント手術時に開けた一番外側の場所がその場所、といった理由があるのは分かっていたんだけどね。
■皮膚は育つ!?
乳がん手術により残された皮膚・皮下組織がかなり薄く、再建に苦労した私。主治医がシリコン乳房のある部分の皮膚をつまみ「結構育って厚くなってきているな、もっと薄い人は沢山いる....」と呟いた。主治医は「育つ」ではなく医学的に正確な表現を使っていたと思うが忘れた。これにはちと驚いた!また、主治医から「つままれて大丈夫?痛くないの?」と訊かれた。つままれた部分が再建乳輪乳頭のすぐ下だったので、残念ながら痛さは殆どなかった。「このあたりと、このあたりまでは感覚が戻っているが、このあたりはあまり....」と私が説明すると、「これぐらいの大きさだと、中心部の感覚は2年でも....」と主治医は症例観察のような反応をしていた。
乳がん手術から3年、インプラント手術から2年が経過すると、患側上腕の違和感も痺れなどの明らかに違う症状がない限り訴えなくなってしまった。これに限らず、他の細かいことも同様。自己判断がある程度つくようになったし、「訴えたところで....」という一種の諦めと慣れもある。主治医も私に関しては「何かあれば騒ぐ!すぐに訴えてくる!」と思っていて、あまり訊かない.....。
形成主治医は私の福岡の乳腺外科主治医と親しく信頼もしていて、「シリコン乳房のチェックのためだけに東京に来てもらうような状況だったらそれは申し訳ない。福岡の乳腺外科主治医にシリコン乳房をチェックしてもらうだけで十分」という発言があった。形成外科主治医が福岡の乳腺外科主治医を信頼している事実だけで安心感あり。相変わらず、雑談中心の診察だった。まぁ、その雑談から学ぶことは多いんだが。
今日のオマケはまた上空からそしてちょっと遠目から見た富士山。

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