中秋の名月にスーパームーン。美しい月を眺めながら、「あれから1年か.....」と今は天国にいる親しい友人(高校の同級生)を昨年同様に思い出した。でも、昨年とは違った。彼女を思い出す頻度や想いは同じだが気持ちが違った。上手く説明できないが違った。時間の経過は残酷だな...とか、時間は前に進むためにあるものだな....といったことを改めて感じた。

彼女と言えば.....。このブログでも触れたが、川島なお美さんがワインのイベントに登場した時、その姿から彼女と重ねてしまった。その時に感じたことが当たってしまった。ご冥福をお祈りします。

最近は、北斗さんと川島さんの話題を目にすることが多い。乳がんサバイバーの方は北斗さんの乳がん告白を耳にして、「自分の告知の時のことを思い出してしまった...」など自分と重ねてしまった方もいるようだ。私は「そうなんだ.....。40代後半で乳がんが発覚する人は多いけど、北斗さんもだったんだね....。それにしても最近は乳がんが多いな....」といった感じで、自分の時のことを思い出して感傷的になることは全くなかった。ここでも「時間の経過」を感じた。

乳癌告知から3年。もちろん、乳癌告知直後に死が現実味を帯びて怖くなったこと、術後の痛みなどの記憶はあるが、事実としての記憶。臨場感はもうほとんどない。動画から写真になり、今はその写真も色あせ気味な感じだ。非浸潤癌で術後無治療、再建も今年の春に終わったこともあり、過去の1つの出来事になりつつある。まぁ、私の性格によるところもあると思うが。

また、川島さんと北斗さんが選択された治療方針についての意見も目にした。いろんな考え方があっていいと思うが、全ての癌を一括りにして述べるのは勘弁してほしい。マスコミの報道も突っ込みどころ満載だし。例えば抗がん剤治療。癌ができる部位によって期待できる効果は全く違う。乳がんに関しては、乳がんの種類・性質によっても期待できる効果がかなり違う。

メカニズムが解明されていない癌。癌治療は、統計的なデーターを参考にしつつ、自分の人生観や考え方に基づいて治療を選択、もっと言うならば一か八かの勝負だと私は思っている。

話は変わって、福山さんと吹石さんの結婚報道。「福山ショック」という言葉が出現していますね。私の率直な感想は「福山雅治と吹石一恵の熱愛報道は本当だったんだ....。結婚までいったんだ....」程度だった。それよりも、診察室のPCで、吹石一恵さんがモデルになっているブラトップ画像(吹石さんがブラトップを着ている画像)を形成外科主治医と一緒に見ながら、「エキスパンダーの場合は.........ブラトップだと...........」などと意見交換?雑談?をした光景がなぜか蘇ってきた。当時はアナトミカル型シリコンが保険適用になる前で、今に比べればのんびりした雰囲気があった形成外科。特に、私の主治医はまだ時間的に多少余裕があってね。ちょっと懐かしい雰囲気だ。

またまた門司港レトロ地区の写真オマケ。
対照的な新旧の建物が印象的。

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