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アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。

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「えー!!エキスパンダーを入れたんだよね?何でふくらみがないの?しかも皮膚が黒いんですけど.....」から始まり、「はぁ?そうなの?」という当初は想定もしていなかった道を歩んで迎えたシリコン・インプラント手術(10月中旬)。手術前日の入院日は台風が東京を直撃し嵐の幕開け。「インプラント手術だし、ゆっくり行くか....」と病院に連絡し、夕方前に病院に到着するやいなや、形成主治医が病室に来て、「アナトミカル型のシリコンが来年の早い時期に保険適用になる。詳しい時期は分からない。来春ぐらいかな?もし、保険適用まで待ちたいなら手術は延期するよ」と告げられた。「この場に及んでもまた想定外の事態か...」と溜息。保険適用外の自費で予定通り手術を受けることを決めた。私は、私の病院で自費でインプラント手術を受けたラスト3人?5人?に入ることとなった。

今回のリコールの件。いろんな経験を積んだためか、また医療に対する知識が増え慣れたためか、この件を知った時も、それ程の衝撃もなく....。ただ、シリコン・パイの違和感が強くなってきているので、入れ替えも視野に少し入っているので、また保険適用外の自費で入れ替えをするのは勘弁だな....とは思っている。

下記は私のメモ。リコールに関してちらっと調べた時のリンクです。


学会・病院発表


◆当院で乳房再建用ティッシューエキスパンダーおよび乳房インプラントの 挿入術を受けた皆様へ(がん研有明病院HP)2019年7月30日

【私の呟き】
〇乳がんのセルフチェック同様、シリコンパイもお風呂に入った時にセルフチェックし、異変があれば病院へ!ですね。
〇この件がある前からのスタンス「人工物を入れている以上、何が起こるか分からない。人工物が入っている限り、手術を受けた病院で定期検診」が基本だね。
〇ふむふむ....。色んな状況を想像してしまう私.....。なぜって?それは....。


◆緊急声明:アラガン社製品自主回収・販売停止について(日本形成学会HP)
◆ナトレル®410 ブレスト・インプラント 及び ナトレル®133 ティッシュ・エキスパンダーに関する⾃主回収・販売停⽌のお知らせ(アアラガン・ジャパン株式会社)
◆日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会のHP(医療従事者向け)
2019年7月25日



新聞・メディア記事


◆人工乳房の手術中止呼びかけ リンパ腫問題でメーカー
2019年7月26日18時57分:朝日新聞デジタル、有料記事

【私の呟き】
〇有料記事なので、全ては読んでいない。読める範囲で印象に残った個所は下記。
〇同社/アラガン社は現在、自主回収の対象となったタイプの製品だけを販売しており、インプラントによる保険診療での乳房再建は一時的に中断されることになりそうだ。同社は、別タイプの製品を今秋にも販売するとしている。
〇インプラントを使った乳房再建には公的保険が適用されていて、国内で年間約6500件が実施されている。


◆希少がんと関連の乳房インプラント、全販売地域でリコール 米FDA
2019年7月25日 10:41 発信地:ワシントンD.C./米国:AFP

【私の呟き】
〇色んなメディアが報道しているが、これが一番詳しいかな?


◆人工乳房で血液がん、国内で初報告 手術は17年前
2019年6月8日11時00分:朝日新聞デジタル

【私の呟き】
〇諸外国の受けて、厚労省が説明や調査の強化をしていたのね。
〇その指示のもとで行われた学会調査で日本で第一号の患者が分かったのね。
〇記事引用「患者は17年前に乳房再建手術を受け、現在、リンパ腫の治療中。同社の製品と類似した未承認の人工乳房が使われていたという」


◆主流の豊胸バッグに発がん性 仏当局、メーカーに禁止を通達
2019年4月4日 22:38 AFP;発信地:パリ/フランス

【私の呟き】
〇フランスでは豊胸手術市場が大きく、2011年から豊胸バッグ使用者手術で使われているバッグについて追跡調査が行われていたのね。
〇記事引用「禁止の方針が示されたのは、表面がざらざらした「テクスチャードタイプ」と呼ばれるバッグと、ポリウレタン製のバッグ」


アラガンが欧州市場でのテクスチャード乳房インプラントの販売と供給を停止
2018年12月20日:ZDNet Japan

【私の呟き】
〇記事引用「CEマークの失効とフランス国家医薬品安全庁(ANSM)による強制的なリコール要求を受けた措置」


◆シリコーン製バッグ破れ…乳房再建の女性、腫れて胸に塊
2018年11月27日07時08分:朝日新聞デジタル

【私の呟き】
〇有料記事なので、全ては読んでいないが、記事内添付ビデオは全て見られる
〇豊胸手術の実績や乳がん患者数の数が多く、さらに乳がん手術後のシリコン・インプラント手術の歴史も長い米国。この調査報告は興味深い。
〇私がエキスパンダーを挿入しながら、乳房再建方法を検討していた2013年当時にも、米国ではシリコン製のバッグの安全性が議論になっている記事は読んだ記憶がある。
〇「シリコンを挿入していることで起こる合併症などのリスク、再建乳房があることによる精神的プラス面、精神的充実がもたらす乳がん再発リスクの減少(インドでアーユルヴェーダを学んで、精神が身体にもたらす影響はかなり大きいと痛感)のバランスをどう考えるかだと思う。



海外文献・記事

◆The FDA Takes Action to Protect Patients from Risk of Certain Textured Breast Implants; Requests Allergan Voluntarily Recall Certain Breast Implants and Tissue Expanders from the Market: FDA Safety Communication(US Food & Drugs)


◆US FDA Breast Implant Postapproval Studies
Long-term Outcomes in 99,993 Patients

-Objective: To analyze the long-term safety and efficacy outcomes of patients with breast implants.
-Summary Background Data: Research is ongoing regarding the safety of silicone breast implants. Despite the number of patients with breast implants followed by United States Food and Drug Administration large postapproval studies (LPAS), this database has not been thoroughly analyzed or reported.

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