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不祥事が続く相撲界。貴ノ岩の付き人への暴力行為を受け、付き人制度について議論しているワイドショーを観た。

相撲界における付き人は、関取の日常生活における身の回りのお世話をしながら、様々なことを学ぶとのこと。そして、「日常生活における身の回りのお世話」の解釈、つまり「ここまでは付き人がすべきこと」「ここからはプライベートなので、関取自身がすべきこと」の線引きは明確ではなく、親方の監督・指導はあるものの、最終的には関取個人の判断に任されるらしい。そりゃそうだ。

「関取の判断は、個人の性格・感覚・価値観などによるよね....。価値観などは国民性や育った環境に影響を受けるよね....」と思いながら、インド・チェンナイのドライバーやお手伝いさんとの付き合い方が頭に浮かんだ。

日本の現代社会では、日常生活において人を雇うことは一般的ではない。最近、ベビーシッターやお手伝いさんを雇う人が増えつつあるが、諸外国のそれとは比べものにならない。要は、日本人は日常生活で他人を雇い他人が家に入ることに慣れていない。自分が雇用主になり人を使うことに慣れていない。

一方、インド・チェンナイ。社会にも、日常生活にも、カースト制が色濃く残っている。未だに、カーストの地位と経済力・教育機会がほぼ比例しているように見える。インド社会の最も低い層の方々が就ける職業は、今でもかなり限定されている。

例えば清掃。階級・地位が低い層が行うこととされているので、富裕層など階級が高い人は、自分自身で掃除は一切行わない。日本人からすれば、「それぐらい自分ですれば」「清掃をする人にそんな言動をとらなくても.....」と思うことがあるが、インド社会では、こういったことは伝統的に当たり前だ。清掃をしている人も、日本人が抱くような感情は抱いていない(と思う)。語弊を恐れずに言えば、日本人的には「使い倒し過ぎ」「扱き使い過ぎ」という場面に出くわす、ということだ。

そんなインド社会に企業命令で赴任する日本人は、帯同家族の妻を含め、日常生活で人を使う立場になる。チェンナイではドライバーはほぼ必須だし、お手伝いさんも必須に近い状況だ。また、インドは男尊女卑社会。なので、人を使う点においては妻の方が手腕が問われというか、難しいようにも思う。

じゃー、ドライバーやお手伝いさんを使う上で何に気を付けるべきか。自身の体験を基に、私基準で書いてみると、

★主従関係は常に明確にする
毎日、長時間接するドライバーやお手伝いさん。仲良く良好な関係を保ちたいあまりに、言うべきことを言わなかったり、ちょっと甘やかすと、どんどん漬け込んでくる。夫の会社から与えられている条件や事情により、厳しくできない部分もあるとは思うが、主従
関係は常に意識させるように行動すべきだと私は思う。

★感情的なるのではなく、冷静に言うべきことははっきりと言う。

★男性である夫を上手く使う。夫・男性から言う方が効き目がある。

言うは易く行うは難し....。私も分かっていても何度も「あーこれは甘かった!」と失敗をした。甘やかすと必ず後で痛い目にあった。

迎合することなく、文化・育った環境・価値観が違う人々と上手く折り合いをつけたり、付き合うのは簡単ではない。パワーがいる。日本では、多様性/ダイバーシティというフレーズがあちこちで踊っているが、簡単ではない。

今日のオマケは東京駅・丸ビルからの眺め第2弾。



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