アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちらを)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。
-----------------
本帰国して以降、今思い出せるだけで、大阪地震・西日本豪雨・台風20号・21号、東北の豪雨、そして今朝の北海道大地震。以前、海外で外国人のお友達に「日本で生活する=自然災害との共存」と説明していたが、それを改めて痛感している。どこで何が起きても不思議ではない。そして改めて、日々その瞬間を楽しんで生きる!だな、と思っている。
道内全域での停電。様々な条件が重なって起きたようだが、「自家発電設備(ある一定レベル以上のマンションや一軒屋だけだが)、100リットル以上の水の常備、コンロ下に入れる小型プロパンガス」というインド・チェンナイでの生活がふと頭をよぎった。停電が日常だったチェンナイ。私が住むマンションでは、停電時の自宅部分は、天井扇風機・照明と3か所のコンセントだけが使えた。そのコンセントに冷蔵庫・冷凍庫・wifiを接続していた。大型ハリケーン襲来時には自家発電も使えなかったが。
さて、触れようか迷ったが、観てしまったし、私のブログの「乳がん検診」に関する記事へのアクセスが相当数あるので、ちらっと触れてみたいと思う。観てしまったのは昨夜のためしてガッテン。関西の台風関連のニュースチェックでNHKを観ていたら、続いてためしてガッテン、「乳がん検診」について語り始めて.......。「新しい情報があるかな?」と思いそのまま番組をつけていたら、「乳がん検診を受けましょう!」の啓蒙的な内容。「えー!それは....」と個人的には突っ込みどころ満載で、途中で何度かテレビを消そうと思ったが、最後まで観てしまった。
まずは、番組を観て思ったことを
◆乳がんは11人に1人
6年前、私の乳がんが発覚した時は、20人に1人、16人に1人、だったように思う。超高齢化社会で人口に占める高齢者の比率が年々高くなっているので、乳がん罹患者が増えるのは当たり前だが、正直ここまで増えているとは思っていなかった。確かに、多くの友達が、「周りで乳がんになる人が多い」と言っている。
◆乳がんの発症は抑えられない
乳腺外科医の第一人者といえば中村清吾先生。番組内のインタビューで、「乳がんの発症、10%は生活習慣......90%は抑えられない」と言っていた(正確には覚えていない)。この言葉から、乳がん罹患者の年齢層の広がり(若年層罹患者の急増)、ますます多種多様になる乳がん、といったことを感じた。これはあくまでも、私の個人的な推測。
◆遺伝子検査が進む米国
日本も米国に迫っているが、乳がん罹患者数がもの凄く多い米国。「40歳未満の乳がん検診を進める医療機関」といったところで、米国での遺伝子検査に基づく予防・対策が紹介されていた。正直、唐突過ぎて、「はあ?、もう少し説明を」と思ったが。欧米では、従来のマンモによる乳がん検診の有用性について5年ほど前から議論になっていると記憶している(要確認)。最近の動向は調べていないが、「欧米では、遺伝子検査に基づく乳がんリスク判定が、乳がん検診の主流になりつつあるのかな?」と推測した。これも私の推測。
◆乳がん検診
「う~ん、それは....」と突っ込みたくなる個所が結構あったが、「世界で乳がん検診率がかなり低い日本」「乳がん罹患者が急増」という背景を受け、「何とか検診率を上げいたい!」という目的を限られた時間内で、という状況を考えると、仕方がないかな....と思ったり。
じゃあ、今、私が乳がん検診について思うことは
■一度は検診を受けてみる
乳がん患者が急増しているのは事実。そして、乳がんは早い段階で見つかれば、治療などの選択肢が広がることが多いのも事実。なので、今まで一度も検診に行ったことがない人は、自身の状態を知るためにも、一度は行ってみた方がいいと思う。特に、乳房に関して、少しでも気になる点があるならば、検診には行くべきだと思う。
■乳腺外科専門のクリニック・乳腺外科がある病院で検診を受ける
首都圏は予約が取りづらいとは思うが、私は乳腺外科専門クリニックで検診することが望ましいと思う。市町村の検診はマンモだが、若い方を中心にエコーの方が有用だったり、マンモとエコーの二つが必要な場合がある。この点においても、乳腺外科専門があるところの方がいいと思う。
■「乳がん検診で問題なし=乳がんの可能性ゼロ」ではない。セルフチェックを習慣化する。
どんな検査・検診でも100%ではない。乳がん検診も同様。乳がんサバイバーの中では「毎年、乳がん検診を受けていたのに、結局自分で見つけるまで見つからなかった」ということは珍しくない。自分自身が感じる「アレ?」という感覚の方が正しいことも予想以上に多い。アレ?という小さな異変を感じ取れるように、セルフチェックの習慣化(湯船で乳房を触る習慣など簡単なものでOK)が必要だ。セルフチェックは一般の方々がイメージしている以上に有効だと私は思っている。そして、些細なアレ?でも、本人の訴えに基づく検査は精度が上がると私は感じている。言うまでもなく、「乳がん検診で見つけてもらって.....」という乳がんサバイバー仲間も沢山いる。
■セルフチェックで少しでも異変を感じたら、「逃げず」に乳腺外科クリニックへ。
このブログ内で、「乳がん検診には限界がある」「検査・検診には限界がある」といった内容のものがある。ちゃんと読んでもらえれば分かるが、念のために書いておきます。「検診に限界がある=検診の必要性がない」ではない。
自分自身の身体。どう向き合うか・どの程度チェックするかは自分自身で決めることだけどね。
今日のオマケは被災地・苦しんいる方々への祈りをこめてインド・ベンガル湾から昇る太陽
「読んでよかった」と思われたら
↓応援クリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
クリックすると「乳がん」カテゴリーのブログ一覧に飛んだり
「インド」カテゴリーに飛んだりします。ご了承を。コントロール不可みたいで.....