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今日は1月17日。阪神淡路大震災から23年だ。当時は大阪在住で勤務地は阪神地区。震災数日前に結婚式のためにシドニー（当時の夫の赴任先）に向かった。シドニーのテレビで目にした変わり果てた見慣れた風景。帰国後、出勤して仕事で出向いた被災地。いろいろ感じ・いろいろあった。
話は変わり昨夜。チェンナイ在住の日本語教師の石井さんの芥川賞受賞のニュース。同年代で大阪出身。共通点が多いが、日本在住の皆さま、日本語教師と駐在妻という立場の違いのためか、彼女とは接点どころかお名前すら耳にしたことがない状況だ。石井さん、おめでとうございます！
インド・チェンナイ。いい意味にしろ、悪い意味にしろ、日本では受けることがない刺激を受け、日本では鈍っている・眠っている感覚が鍛えられる。「それをプラスに繋げないな」と上記嬉しいニュースを聞き漠然と思った。
さて本題。インド・チェンナイで入手できる食材は、例え鮮度が高くても、揚げ物以外の日本料理はイマイチに感じる。食は文化。そして、郷土料理はその土地の風土に適したものになっている。なので「郷に入れば郷に従え！」的に最近はインド料理を作ることを試みている。といっても本格的なモノではなく、チェンナイに住んでいれば当たり前に手に入るスパイスで炒めたりするだけだ。それでも、例えば野菜なら日本料理の煮物よりも美味しく感じられる。それに、スパイスを使うと殺菌性も高まる。
「インド料理の基本・スパイス使いは習ってみないな....」と思いつつも未だに実現していないので、先生は日本で購入してきた下記と自分の味覚。日本人でインド料理研究家と言えば香取薫さんでしょ！と思い入門編をインド転居前に買ってきた。が、しばらくは、本棚で寝ていた。
最近は比較的新鮮なキャベツとの出会いがあるので、キャベツとジャガイモをスパイスで炒めてみた。レシピは下記。因みに、ジャガイモは日本より美味しい！これは、私だけでなく、チェンナイ在住の日本人の多くの方が感じていることだ。
上記写真内のレシピにあるスパイスは、チェンナイであればどこでも簡単に買える。油は日本から持ってきたマルホンの太白胡麻油を使った。スパイスの分量は目分量。チェンナイにはスパイス入れが売っているので、私は下記のようなものを使っている。
下記写真はあまり美味しそうに見えないが、夫と私は満足。はい、自己満足だ！我が家はスパイスの辛さは好きなのでOKなのかもしれないが。スパイス使い・感覚が身に着けば、適当にアレンジできると感じている。私は、料理はするが料理好きではない。でも食べるのは大好き！味覚の感度は高い方だど思う。スパイスを使えば面倒臭がり屋の私でも簡単にできるインド家庭料理。スパイス使い・感覚だけは身に着けたい。
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