69.未練から恋愛感情を差し引いたものが「思い出」
「未練」というものには恋愛感情があるものであり、「思い出」というものは未練から恋愛感情を差し引いたものである。
未練を抱えている人の「忘れたいもの」というのは恋愛感情であるが、終わった後に残る恋愛感情というものは、幸せだった時に伝えるべきだった恋愛感情である。
俗に言う「失ってから気付く大切な気持ち」であるが、これが未練を抱えている人が忘れたい恋愛感情である。
あのときもっと気持ちを伝えていればよかった、あのときもっと理解してあげればよかった、あのときもっと大切にしていればよかった…など、一種の後悔が終わった後に残る未練である。
あおいさん曰く、
人は自分に必要のないものから忘れていく生き物であるので、その後悔から「人を愛する」ということを学び、その学んだことが身に付き、その後悔が自分にとって必要のないものになったとき、初めて忘れることができるわけである。
このとき未練から後悔だけが消えて、キレイな思い出の出来上がりになるわけである。

自分が一回り成長したときに未練は思い出になるものだから、思い出の中の自分というものはどこか幼くて、恥ずかしくも微笑ましい存在に思えたりするとのこと
最後にあおいさんは、
未練は忘れたいもの、思い出は忘れないものである
とおっしゃっていました
たしかに、後悔は早く忘れたいですよね…

でも、忘れられないのは、忘れるにはまだ早い、もっと学べることがあるということなんでしょうね…

想いが実らなかった片想いでも、何か成長した点を見つけられたら意外といい思い出に変わってくれますよ
今日はここまで
参考文献
DJあおい(2017)『想いよ、逝きなさい』幻冬舎
