もうセクゾンは応援していない。
いつの間にか時間が経っていて、あんなに大好きだったのに。
きっと一生そうだと思っていたのに。
応援しないと決めたときは名残惜しかった。
でも、いつの間にかセクゾンが私のなかで重要なものでなくなった。
わたしはセクゾンに依存していた。
毎日寂しくて寂しくてつらかった。
セクゾンがその穴を埋めてくれると思っていた。
わたしのつまんない日常を変えてくれる王子様だと思っていた。
だから、セクゾンを応援すればするほど自分のさみしさは増していった。
どんなに好きでも私のことをセクゾンは知らない。どんなに好きでもファンとアイドルという関係が変わることはない。
バカみたいな夢だけどセクゾンと近くで笑いあったり、話したりして友達になったり、あわよくば付き合ったりできたらいいのに。そしてみんなからうらやましがられるんだ。すごいね、いいなあ、あの子になれればいいのに。そう思われたかった。
そんなことを考えていた。
このつまんない、さみしいだけの日常が嫌でたまんなかった。自分のことも嫌いだった。
今思えば、自分と向き合えない自分が嫌だったのだ。
自分が自分に向き合えていないことすら気づかなかった。
だからセクゾンみたいにキラキラしたかった。夢に向かって邁進する姿にあこがれた。
唯一無二の彼らに自分を投影した。自分がキラキラしているような気持になりたくて。
でもどこかで冷静な私は、このままじゃだめだと気づいていた。何がダメなのかもわからないまま。
そんなかんじで、私なりに色々ありながら今ここにいる。
この4年で何が変わったのか。そのままなのか。
少なくとも、自分に向き合おうとしているのだから、その分は成長しているのだろうな。
すべてから逃げたくなることある。
それもひっくるめて自分だ。そんな自分を抱きしめて、一歩一歩自分の向かいたい場所を模索しながら歩いていこうと思う。
