「そりゃあたしは美人とか、キレイなタイプではないけれど

 振られたんじゃないわ あたしが降りただけよ」



ミラフローレスにある愛の公園で泣いていた女性と話した。


日本からアジア・ヨーロッパを通ってここに辿り着いたと話すと


「良く一人でそんなに長く旅が出来るわね、あたしには耐えられないわ。恋人が必要なのよ。」


ラテンの血を引く者は特にその傾向が強い
街中のいたるところで、恋人が自分達だけの世界に浸っている。


我々からすれば、見ているほうが恥ずかしいが
彼らにすれば何を周りの目ばかり気にしてるんだといったところだろう。


自分自身も目が慣れてきたせいもあって気にしないどころか
少し羨ましくも感じていた。


こっちの人は愛情に関する表現力は豊かである。



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今日は海岸線を散歩することにした。

この太平洋の向こうに日本列島があると思うと、
もうすぐで帰国するんだなと感じる。
西回りをしているとアジアやヨーロッパで日本を感じることは無かった。



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リマの冬は陰鬱とした曇が毎日空を覆う。
空だけ見るとロンドンのそれよりもどんよりとしている。
なのでリマの人々は壁をカラフルな色でペイントするのだろう。


8日ぐらい滞在したが、晴れた日は一度もなかった。


同じ太平洋沿いにあるチリのサンチアゴにいた友人にも話を聞くと
向こうも同じで毎日が曇りらしい。



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これが晴れていたらどんなに綺麗だろうか


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パラグライダーは10分55USドルである。


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海岸沿いは全て公園になっていて、
サッカーやスケボー、犬の散歩、サイクリング、ジョギング、テニス、サーフィンと賑わっている。


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バルセロナにあるグエル・パークを彷彿とさせる場所もある。


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そしてこれが冒頭の女性と出会ったパルケ・デ・アモーレ(愛の公園)


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熱いキスをする熟年夫婦が印象的なこのモニュメントの周りは
恋人たちが真っ昼間から別世界に行っている。


愛の公園にきてイチャつくってのが素敵ですね。
日本人やったら隠れてするかもね。


女性はひとしきり泣いたら、日本のことを尋ね、
ペルーでも良い時間を過ごしてねと言い残し去っていった。
彼女の心はまだ曇ったまんまだろうか。


ミラフローレス地区には5つ星ホテルが沢山あるが
その中の一つMarriott Hotelの目の前にあるのが


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ショッピングモール「ラルコ・マール」
中々綺麗で充実したところやったけど、高級地区にあるせいかやっぱり高い。


スーパーに寄った帰り、
作品の撮影で日本人学生を探してるとゆう、熱意むき出しの人に声をかけられるも
もうすぐ次の国に行かなきゃいけないと言って断った。


凄い残念そうに肩を落としてたのが可哀想だったが、
日本人で時間に余裕ある人そうそういないだろう。
見つかるといいな。



リマは見所少ないから皆あっとゆう間に通り過ぎるんよね。



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夜になっても海岸線はとっても綺麗で安全だ。


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まだ日本に帰りたくないな・・・