ということで2019年7月9日火曜日ロク嘘、
紅組で
BINJU
が出てくれます! ( ゚∀゚)o彡゚
今回共同とは言え自分の誕生日祝いという
ただでさえ傲岸不遜なイベントをやらかすワケなので
こりゃ厚かましついでに開き直って自分の誕生日に聴けたら嬉しや、って人に火の玉直球津田恒美でオファーするしかないなと思いまして。
んで自分は紅組ということなので、なんやかんや古い付き合いになる久美子師匠にお願いすることに決め、時々働いているという池袋にある謎のバーを訪れました。
そしたらちょうど本人が鍋に具材を適当にぶちまけてスープらしきものを作成していたので
その忙しそうな背中に
なんでも良いのでこの日に来て歌ってほしい
とお願いしました。
おもむろに鍋の火を止め
マカシトキ。
と快諾してくれました。おお ( ゚∀゚)o彡゚
そのまま出されたスープは適当な味でしたが
この人の音楽に対するマカシトキは無条件で信頼しております。
と言うのもこの人はたまにいる音楽の虜のような人(てかミュージシャンでもたまにしかいない)で、常に今この世にある音楽でより良いものを探求しては貪欲にストイックにアップデートし続ける習性があられるのです。
そして自分のライブではその培った音楽の泉の中から徹底して自分が格好良いと信じることしかやらない。
なのでしょっちゅう驚かされるし度肝を抜かれるし何なら客をおいてけぼりにすることすら珍しくない。てかしょうもないバンドばっかり聴いて喜んでいるようじゃおいてかれます。
その信念の尊さ、美しさたるや
いやいや
本当にそうなのです。
昔、日本のとある偉大なロックミュージシャンは
バンドが売れに売れまくって絶頂の頃に発表した曲の中で
自分たちのやってることは「子供だましのモンキービジネス」だと歌って
ちょ!周り皆んな熱狂してんのにそんな水を差すようなこと言うのかよ!とビックリしたことがあったんですが、
そのシニカルな視点が痛快だったし
しかもズバリ言っちゃうとこが格好良いなー!と思いつつ
でもまあそうなのかなあ、「バカでかいトラックから機材がおろされて」「街じゅうのガキどもにチケットがバラまかれて」、っていうようなでかいショウになると完全に“仕事”だよなぁ、関わってる人も多いであろうこのビジネスを維持していく為にはもう自分が本来やりたかったことから離れてるんだろうなぁ
などと想像できて
その絶頂期の偉大なミュージシャンから
「お前ら、これはこれだから。そんなに熱中するなよ?」
と、本質を見失うなよ?みたいなことを諭してもらったような気分になったのでした。
そういや海外のド長老たちにも「たかがロックンロールだぞ?」みたいな歌あるな
それ以来、ってか中学くらいだけど
音楽が好きでライブを観続けているけど
このバンド良いなーと聴き始めても
ある瞬間に
ああ子供だましに走ったな…
とか
モンキービジネスキターーーm9(^Д^)
とか揶揄するような視点が身についてしまいました
嫌なド素人だなまったく
そこで話戻って久美子師匠のやりたい音楽を追求し抜く尊さですよ
しかもその結果問答無用に良い音楽が生み出され続けているということ
今のこの人の音楽を享受できる幸せってのはそういうことなのです。






