さて先日

とあるライブ後の飲みの席で

『大晦日のモーターファックではみんなで走ろう！』

という話で盛り上がってしまいまして

で

どうせなら走り手は多い方が面白かろうってことで、Twitterに

【ランナー募集】大晦日の池袋Adm、とあるタイミングでライブハウス外周を全力ランできる方、人数無制限。

という、いわゆる【ゆる募】をかけてみたところ

いくつかの反応をいただきました。

「ついに夢のモーターファックトレインが実現するのか！…」
「大晦日に備えて走り込んでおきます」

などとマニアなレスポンスを示すキティガイもおられましたが

大抵は

「何それ？？どうやるの？」
「ライブ観に行ってんのに走るってどゆこと？」と

しごく全うなご反応。

ハイ。

そこで

【モーターファック監督】という担保不明な役職を拝命している私が

この機会に「モーターファックＲＵＮとは何か？」についてご説明申し上げる次第でございます。

まずはモーターファッカーことKN750Rが熱いライブを展開していますね。

昨年もそうでしたが大晦日のパライヨツだらけのAdmでモーターファック（以下モフ）は異様に盛り上がります。ここは存分に楽しみましょう。

そしてライブが佳境に達しフロアの熱狂も収拾がつかなくなってきた頃、

突如としてモフのベース・萩原が
ステージを離れダッシュで出入り口のドアめがけて走りだします。

さあ、ここです。

全てはこのタイミングにかかっています。

みなさんはとにかく思考を停止して
躊躇なくモフ萩ちゃんの後について走り出して下さい。

走りは極めて高速です。あっという間にAdmの外へ飛び出します。

すた丼の向こう側へ

一気呵成に階段を駆け上がってください。
写真では左下にランナーの下駄が写っていますが、非常に危険ですのであらかじめ走りやすい靴でお越しいただくことを推奨致します。

当然このまま池袋の街へ飛び出すことになりますが、さらに加速して走り続けます。新年明けて浮かれ気分で楽しんでいる酔っ払いなどにぶつかったりしないよう、気をつけて駆け抜けて下さい。まあ、お前が一番酔っぱらってるんですが。

※ちなみに下の写真をよく見ると【何も知らずに歩いてきたところをモフＲＵＮに鉢合わせして仰天するアマノカオリ】の姿を確認する事が出来ます

外周をぐるっと周ります。繰り返しますが非常に高速です。下の写真ではモフ萩ちゃんが外側に大きく膨らむオーバーランをする事により高速カービングを上手く裁いている様が確認できます。

Admの裏手(？)から建物内に侵入します。モフの萩ちゃんベースを持ったままだというのに俊足ですね。

とにかく高速です。ここまで15秒もかかっていません。

ビル内に入るとクリアしなくてはならない曲がり角が小刻みに登場します。油断すると姿を見失ってしまいますが、無関係のカタギの人々に注意しつつ頑張って追いかけて下さい。

後半の難所、高速階段下りです。怪我にはくれぐれも気を付けて下さい。

その他数か所の難所をクリアすると楽屋に辿り着きます。ステージではモフがサビをリフレインしてますが、ここでベースが楽屋に身を置いたまま再び演奏に合流します。ワイヤレスシステムって便利ですね。

ここまで辿り着いたランナーは多くの場合、このように疲労困憊です。息を整えて下さい。モフ萩ちゃんは漏れ音に合わせて普通に演奏中です。

ステージに復帰するまで少々時間があるのでこのタイミングで記念撮影などを済ませましょう。

そして再びサビに突入するタイミングでモフ萩が勢いよくドアを開けて怒涛のステージ復帰を果たします。皆さんも彼に続いてステージに出たら、後は好き放題に御振舞い下さい。
※ただし一番最後のステージ登場になった方は、ステージと楽屋を隔てる防音壁をしっかりロックする事を忘れずに(｡-人-｡)

基本は好きなようにして構いませんが、稀に走行中あるいは楽屋でモフ萩から「出てったらそのまま俺の代わりに唄え」「フライヤーを配れ」等の指示が下される事があります。何を命じられても『断る理由は無え』の精神でやり切って下さい。

異常、いや以上がモーターファックＲＵＮの概要です。

非常に楽しいうえに無駄に経験値がアップしますので、この機会に是非ご参加ください。

。。。

ただし

ここまでお読みになって賢明な方はお気づきになられたかもしれませんが、

この遊びには致命的な欠陥があります。

そう、これには

次の出演者が控えているであろう楽屋に押し入る

というたいへん非常識な行為が構造上不可欠なのです。

一般的に楽屋という場所は、
アーティスト達が最良のパフォーマンスを発揮する為に
テンションを高めたり、精神を集中したりする神聖なスペースであります。

酔客風情がおいそれと足を踏み入れてよい領域ではありません。

ましてや控えているバンドがギャルバンだったりした場合には
単なる痴漢行為と見做されても弁明のしようがありません。

従ってこれを実現する為には、一にも二にも
【当日モフの後に出演するバンドさんはどこか？】に懸かっています。

中にはこうしたスタイルに理解を示していただける寛容なバンドさんもいらっしゃいますから。

あるいはその意向に関わらず、有無を言わさず楽屋を占拠しても構わないであろうバンドさんもごく稀にいらっしゃったりしちゃうことも無くは無かったりするのです。

さあどうなるでしょう？

と案じていたところ、ネット上で当日のタイムテーブルがアップされているのを発見

助かりますねー。こーゆうの。どれどれちっと拝借させていただいて…

。。。

えーと、、、モフの後は、、

2：35～3：00　KN750R
3：15～3：40　パンパンの塔

。。。。

3：15～3：40　パンパンの塔

。。。

まあここまで言っといてKN750R側がやんない可能性もあるけど。笑

大晦日走るよ